オートミールというと、朝食のイメージが強い。
牛乳をかける。
ヨーグルトと合わせる。
バナナをのせる。
朝にサッと食べられる食品として紹介されることが多い。
でも、一人暮らしをしているとこんな日もある。
「今日は夜ごはんを作るのが面倒だ」
そんなとき、家にオートミールがあったら夜に食べてもいいのだろうか。
自分もオートミールを食べるようになると、「別に朝だけに限定する必要はないのでは?」と思うようになった。
今回は、オートミールを夜に食べるのはありなのか、一人暮らしの食事という視点から考えてみる。
結論:オートミールは夜に食べてもいい
最初に結論を書くと、オートミールは朝食専用の食品ではない。
夜に食べること自体に問題がある食品ではなく、夕食の主食として取り入れることもできる。
オートミールはオーツ麦を加工した食品だ。
ご飯やパン、麺などと同じように、主に炭水化物を含む食品として考えると分かりやすい。
つまり、
朝はパン。
昼はご飯。
夜はオートミール。
こんな食べ方もできる。
「夜だからオートミールを食べてはいけない」と考える必要はなさそうだ。
ただし、何を一緒に食べるかは考えたい。
オートミールだけで夕食を終わらせると少し寂しい
夜にオートミールを食べる場合、一番気になるのはこれだ。
オートミールだけで夕食になるのか?
例えばオートミール30g程度を水でふやかして、それだけ食べる。
確かに一食にはなる。
しかし夕食として考えると、人によってはかなり物足りない。
特に昼食から時間が空いている日は、
「食べたのにまだ何か食べたい」
となる可能性がある。
そこでオートミールだけにするのではなく、卵、豆腐、納豆、魚、肉などを組み合わせる。
これだけで夕食らしくなる。
自分なら、
オートミール+卵。
オートミール+納豆。
オートミール+豆腐。
このあたりは一人暮らしでも用意しやすいと思う。
夜なら「甘くないオートミール」もあり
朝食では、オートミールにヨーグルトやバナナ、はちみつなどを合わせることがある。
夜なら食事っぽい味にするのもいい。
例えばオートミールに水を加えて電子レンジで加熱し、卵を加える。
スープに入れる。
お茶漬けのような感覚で食べる。
雑炊のようにする。
こうすると「朝食用シリアル」という感じがかなり薄くなる。
白いご飯の代わりにオートミールを使うイメージだ。
特に疲れて帰ってきた日は、炊飯したり何品も料理したりするのが面倒なことがある。
そんな日に電子レンジだけで作れるのは助かる。
一人暮らしとオートミールは相性がいい
一人暮らしで困ることの一つが食材管理だ。
野菜を買ったけれど使い切れない。
肉を買ったけれど余った。
ご飯を炊いたけれど多すぎた。
こういうことが起きる。
その点、乾燥したオートミールは一食分だけ取り出しやすい。
今日は30g。
今日は50g。
自分のお腹の減り具合に合わせて調整できる。
一人分だけ用意しやすいのはかなり便利だ。
しかも調理時間も短い。
「今日はちゃんと料理するほど元気がない。でも何か家で食べたい」
そんな夜の選択肢として使いやすい。
30gでは足りない夜もある
オートミールでは30gという量をよく見かける。
朝食なら30g程度でも満足する人はいると思う。
しかし夕食となると話は少し変わる。
昼から何時間もたっていて、お腹がかなり減っている。
そんな状態で30gだけ食べると、
「これで終わり?」
と感じる人もいるだろう。
だから量を数字だけで固定する必要はないと思う。
その日の活動量や他の食事、体格などによって必要な量は違う。
オートミールを少し増やす方法もあるし、卵や豆腐などのおかずを足す方法もある。
野菜や汁物を一緒に食べてもいい。
大切なのは「オートミールは必ず○g」と決めつけないことだ。
夜に食べれば痩せるわけではない
ここは注意したい。
オートミールというと、
「ダイエットによさそう」
というイメージを持つ人もいる。
しかし、夜の白米をオートミールに変更しただけで必ず痩せるとは言えない。
体重の変化は、一日の食事全体や摂取エネルギー、活動量などさまざまな要素に左右される。
オートミールを食べたあとに、
お菓子。
アイス。
菓子パン。
夜食。
と追加していけば、単純に「オートミールだから大丈夫」とはならない。
逆にオートミールを無理に少量だけ食べて我慢し、あとで空腹になって大量に間食するなら、自分には合っていない食べ方なのかもしれない。
健康食品のように考えすぎず、普通の食事の一つとして考えるくらいがちょうどいい。
寝る直前に大量に食べるのは別の話
「夜にオートミールを食べてもいい?」
という質問には、もう一つ考えたいポイントがある。
夜7時に夕食として食べる場合と、深夜1時に寝る直前に大量に食べる場合は同じではない。
これはオートミールだけの問題ではない。
寝る直前にたくさん食べると、人によっては胃が重く感じたり、寝づらく感じたりすることがある。
だから、
「オートミールなら深夜にどれだけ食べても大丈夫」
という意味ではない。
夜に普通の夕食として食べる。
このくらいに考えておくのが分かりやすい。
疲れた夜の「何も食べない」を防ぎやすい
個人的にオートミールの便利なところは、調理のハードルが低いことだと思う。
疲れている。
買い物にも行きたくない。
料理もしたくない。
こういう日は誰にでもある。
一人暮らしだと、自分が作らなければ食事は出てこない。
そんなとき、家にオートミールがあれば、
「とりあえずこれを食べよう」
ができる。
卵があれば卵を追加する。
納豆があれば納豆を追加する。
冷凍野菜があれば一緒に食べる。
豪華ではない。
でも、一人の夜ごはんとしては十分な日もある。
毎晩オートミールにする必要もない
便利だからといって、毎日の夕食をすべてオートミールにする必要はない。
今日はご飯。
明日は麺。
疲れた日はオートミール。
外で食べる日もある。
このくらい自由でいいと思う。
「オートミールを食べなければ」
となってしまうと、逆に続けるのが面倒になる。
一人暮らしの食事は毎日続く。
だからこそ、完璧な食生活を一日だけするより、無理なく続けられる選択肢を何個か持っていたほうが楽だ。
オートミールは、その選択肢の一つとして便利だと思う。
夜オートミールは「あり」
結局、オートミールを夜に食べてもいいのか。
自分の答えは、
「普通にあり」
だ。
朝食だけのものと考える必要はない。
ご飯を炊くのが面倒な夜。
少し軽めに食べたい夜。
家にあるもので簡単に済ませたい夜。
そんなときに使える。
ただし、オートミールだけでは物足りない人もいる。
その場合は卵、納豆、豆腐、肉、魚、野菜などを組み合わせればいい。
そして、オートミールだから健康、オートミールだから痩せる、と単純に考えすぎない。
一人暮らしでは、
「今日は何を食べよう」
を毎日考える必要がある。
その答えを一つ増やしてくれる食品。
自分にとって夜のオートミールは、そのくらいの位置づけがちょうどいい。
朝に食べてもいい。
夜に食べてもいい。
疲れた日に食べてもいい。
オートミールを朝食専用にしてしまうより、自分の生活に合わせて使ったほうが、一人暮らしでは便利なのではないだろうか。


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