一人で食事をしていると、自分ではいろいろなものを食べているつもりになる。
今日は肉。
昨日は魚。
その前はラーメン。
朝はパンだったかもしれない。
コンビニへ行く日もあれば、自炊する日もある。
ところが、食事を100食くらい記録してみると面白いことに気づく。
同じ食材が何度も登場している。
自分では意識していなくても、自然と選んでいる食材があるのだ。
そこで今回は、SoloEatの企画として「一人飯100食」を記録したら、どんな食材が上位に来そうなのかを考えてみたい。
※この記事は100食分の実測データが完成した結果報告ではなく、普段の一人飯を振り返りながら、今後100食を記録するための検証記事としてまとめている。
一人飯を100食記録すると何が分かる?
1日3食なら、100食は約1か月分だ。
ただし、すべての食事を自炊するわけではない。
外食。
コンビニ。
スーパーの総菜。
弁当。
カップ麺。
自炊。
私の一人飯にはいろいろなパターンがある。
これらを全部含めて100食記録したら、自分の食生活の「癖」がかなり見えてくるはずだ。
例えば、
「意外と肉を食べていない」
「卵を毎日のように食べている」
「思った以上にご飯が多い」
といった発見があるかもしれない。
感覚ではなく、記録して初めて分かることがある。
本命はやっぱり「ご飯」
100食を記録したとき、登場回数1位になる可能性が高いのは、やはりご飯だと思う。
定食を食べればご飯が付いてくる。
スーパーで総菜を買っても、ご飯を用意する。
焼肉でもご飯を食べる。
納豆にもご飯。
卵にもご飯。
コンビニならおにぎりという形で米を食べる。
「今日は米を食べよう」
と意識していなくても、結果的に登場している。
日本の一人飯ではかなり強い食材だ。
ただし「食材」として数えるなら卵が強そう
ご飯を主食として別枠にすると、個別食材でかなり強いのが卵だ。
一人暮らしと卵の相性はいい。
目玉焼き。
ゆで卵。
卵焼き。
卵かけご飯。
ラーメンへの追加。
うどんへの追加。
炒め物。
いろいろ使える。
しかも一人分だけ作りやすい。
これが重要だ。
白菜一玉や大根一本を買うと、一人では使い切るのに時間がかかる。
しかし卵なら、
「今日は2個」
と必要な分だけ使える。
残りは冷蔵庫へ戻せばいい。
一人飯では「使いやすさ」が強い
料理のおいしさだけで考えれば、選択肢はいくらでもある。
しかし毎日の一人飯では、それ以外の条件が大きい。
調理が簡単。
保存しやすい。
一人分に分けやすい。
安い。
いろいろな料理に使える。
洗い物が少ない。
こうした条件が重要になる。
一人で食べるだけなのに、毎回30分も40分も料理したくない日もある。
疲れている日は特にそうだ。
だから一人飯100食を集計すると、
「好きな食材ランキング」ではなく「便利な食材ランキング」
に近い結果になるのではないかと思う。
豆腐もかなり上位に来そう
次に強そうなのが豆腐だ。
豆腐のいいところは、とにかく簡単なこと。
パックを開ける。
皿に出す。
これだけでも食べられる。
冷ややっこならほぼ調理ゼロだ。
味噌汁に入れてもいい。
鍋にも使える。
肉と一緒に食べてもいい。
「今日は料理したくない」
という日でも使いやすい。
一人暮らしでは、こういう調理への心理的ハードルが低い食品は強い。
納豆も一人飯向き
納豆も同じだ。
基本的に調理しなくていい。
ご飯があれば一品完成する。
卵を追加することもできる。
豆腐と組み合わせてもいい。
特別な料理ではない。
写真映えもしないかもしれない。
しかし365日生活することを考えれば、こういう食べ物のほうが登場回数は多くなる。
毎日の食事はイベントではない。
普通の日の積み重ねだからだ。
肉なら何が一番多くなる?
肉類ではどうだろう。
牛肉。
豚肉。
鶏肉。
私なら、豚肉か鶏肉が上位になりそうだ。
牛肉はおいしいが、日常的に食べるには価格が気になることがある。
その点、豚肉や鶏肉は使いやすい。
焼くだけでもいい。
塩こしょうだけでも食べられる。
野菜と炒めてもいい。
特に豚ロースなら、
ご飯。
味噌汁。
キャベツ。
豚ロース。
これだけで一人定食らしくなる。
コンビニ飯を含めると結果が変わる
面白いのはここだ。
自炊100食だけなら、卵や豆腐が圧倒的に強くなるかもしれない。
しかし「一人飯100食」にはコンビニも含めたい。
そうすると、
おにぎり。
パン。
鶏肉。
卵。
麺。
こうした食材が増える。
例えばコンビニで、
おにぎり+ゆで卵
を買ったら、米と卵をそれぞれ1回としてカウントする。
弁当なら、中身をどこまで細かく分類するかという問題も出てくる。
このルール作りも面白い。
外食ではさらに複雑になる
定食屋へ行ったとする。
焼き魚定食。
そこには、
魚。
米。
味噌。
豆腐。
漬物。
野菜。
いろいろ入っている。
これを全部カウントすると、かなり細かいデータになる。
一方、
「主な食材だけ」
と決めれば集計しやすい。
SoloEatで長期間続けるなら、細かくしすぎないほうがいい気がする。
面倒になると記録そのものをやめてしまうからだ。
私なら「主要食材3つ」だけ記録する
100食を本格的に記録するなら、私は一食につき主要食材を最大3つくらいにしたい。
例えば、
豚ロース定食
→ 米・豚肉・キャベツ
納豆卵かけご飯
→ 米・卵・納豆
カップ麺+卵
→ 麺・卵
刺身定食
→ 米・魚
この程度なら続けやすい。
厳密な栄養調査ではない。
目的は、
「自分が普段何を繰り返し食べているのか」
を見ることだからだ。
100食で予想するTOP10
実測前の予想ランキングを作るなら、私はこんな結果を予想する。
1位 米
2位 卵
3位 豚肉
4位 豆腐
5位 鶏肉
6位 キャベツ
7位 納豆
8位 麺類
9位 魚
10位 パン
もちろん実際に100食を記録したら、全然違うかもしれない。
むしろ、それを確かめるのが今回の企画の面白いところだ。
「好き」と「よく食べる」は違うかもしれない
ここも興味深い。
「好きな食べ物は?」
と聞かれれば、焼肉、寿司、ラーメンなどを答える人は多いだろう。
しかし100食を記録すると、
卵。
ご飯。
豆腐。
納豆。
キャベツ。
こうした地味な食品が上位に来る可能性がある。
つまり、
好きな食べ物と、実際によく食べているものは別
なのだ。
毎日焼肉を食べるわけではない。
毎日寿司を食べるわけでもない。
生活を支えているのは、もっと普通の食材なのかもしれない。
値段も一緒に記録したら面白い
せっかく100食記録するなら、食材だけでなく金額も残したい。
300円。
500円。
800円。
1200円。
外食すると上がる。
自炊すると下がる。
コンビニでは意外と高くなる。
そうした傾向も見えてくる。
さらに、
「卵を食べた日は食費が安い?」
「肉を食べた日は高い?」
「外食日は平均いくら?」
など、次の記事につなげられる。
一つの記録から何本も記事を作れるのだ。
満足度も付けてみたい
もう一つ追加するなら、
満足度5段階
も面白い。
例えば、
500円・満足度5。
1200円・満足度3。
こんな日が出てくるかもしれない。
高ければ満足するとは限らない。
逆に卵かけご飯のようなシンプルな一食でも、
「今日はこれで十分」
という日はある。
食費と満足度を100食分並べれば、自分にとってコスパのいい食事も見えてくる。
100食が1000食になったら?
100食だけでも面白い。
しかしSoloEatとして本当に面白くなるのは、その先だと思う。
100食。
300食。
500食。
1000食。
記録を増やす。
すると季節による違いも出てくる。
夏は冷たい麺が増える。
冬は鍋が増える。
忙しい時期はコンビニが増える。
余裕がある日は自炊が増える。
食事の記録なのに、そこから生活そのものが見えてくるかもしれない。
AIに分析させることもできる
1000食くらいデータが蓄積したら、AIとの相性も良さそうだ。
曜日。
時間。
価格。
食材。
外食か自炊か。
満足度。
こうした情報を蓄積する。
すると、
「金曜日は外食率が高い」
「疲れている日はコンビニが増える」
「卵を使った食事は低価格なのに満足度が高い」
といった傾向を分析できるかもしれない。
単なる食事ブログから、
「一人飯の実生活データベース」
へ変わっていく。
これはSoloEatで長期間やってみたい企画だ。
一人飯には、その人の生活が出る
食事の写真を1枚だけ見ても、その人の生活は分からない。
しかし100食並べたらどうだろう。
さらに1000食なら?
何をよく食べるのか。
いくら使うのか。
料理するのか。
コンビニを使うのか。
外食するのか。
そこには、その人の生活習慣がかなり表れるはずだ。
食事記録は、単なる料理の記録ではない。
生活の記録でもある。
結論:1位候補は「米」、食材なら「卵」
現時点で予想するなら、一人飯100食で最も登場するのは米だと思う。
ただし主食を除いて「食材」に限定するなら、私の本命は卵だ。
安い。
保存しやすい。
一人分を作りやすい。
調理方法が多い。
そして何より、面倒な日でも使える。
一人飯では、この「面倒な日でも食べられる」という条件がかなり強い。
とはいえ、これはまだ予想だ。
本当に卵なのか。
豆腐なのか。
豚肉なのか。
それとも、自分でも予想していなかった食材なのか。
答えを出す方法は簡単だ。
次の一食から記録する。
そして100食まで続ける。
一人で食べた100回の食事を並べたとき、そこには自分でも知らなかった「いつもの食生活」が見えてくるかもしれない。


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