一人暮らしで卵を買うとき、少し迷うことがある。
6個入りにするか。
10個入りにするか。
10個入りのほうが使いやすそうでも、「一人で全部食べ切れるかな」と考えてしまう。
卵は朝食にも夕食にも使えて便利だ。しかし、冷蔵庫に入れたまま存在を忘れてしまうと、気づいたときには期限が迫っていることもある。
だから一人暮らしでは、難しい卵料理を覚えるより、
「10個をどう使い切るか」
を最初からざっくり決めておくほうがラクだ。
今回は、一人暮らしで卵10個を無理なく、無駄なく食べ切る方法を考えてみる。
卵10個は意外と多くない
10個という数字だけを見ると多く感じる。
しかし、1日1個なら10日。
1日2個使う日があれば、さらに早くなくなる。
例えば、
朝に目玉焼き1個。
夕食の炒め物に1個。
これだけで1日2個だ。
毎日食べる必要もない。
一人暮らしでは「10個全部を同じ料理で食べる」と考えるから大変に感じる。
朝食、昼食、夕食へ少しずつ分散すればいい。
買った日に賞味期限を確認する
まずやっておきたいのが、パックに表示されている賞味期限の確認だ。
卵を買って帰ったら冷蔵庫へ入れ、そのまま忘れてしまう。
これが一番もったいない。
「まだ大丈夫だろう」
と思っているうちに日数が過ぎる。
そこで私は、卵を買った時点で、
「今週は何個くらい使うか」
を簡単に考えておくのがいいと思う。
厳密な献立表を作る必要はない。
「朝に3個、夜に4個、残り3個は適当に」
くらいでも十分だ。
なお、保存方法や期限については商品表示を確認し、期限が近いものや期限を過ぎたものを使う場合は、生食ではなく十分に加熱するなど安全を優先したい。
1~2個目|目玉焼きで使う
最初は目玉焼き。
一人暮らしの卵料理として、かなり簡単だ。
フライパンへ卵を落として焼く。
塩こしょうやしょうゆを少し。
これだけで朝食になる。
ご飯。
目玉焼き。
インスタント味噌汁。
余裕があれば納豆。
これだけでも朝食らしくなる。
パン派ならトーストに目玉焼きを合わせてもいい。
難しいレシピを探さなくても、卵は「焼くだけ」で一品になる。
10個入りを買ったら、まず2個くらいは目玉焼きに使うと消費しやすい。
3~4個目|卵かけご飯で使う
新鮮で生食できる状態の商品なら、卵かけご飯も簡単だ。
温かいご飯に卵を入れて、しょうゆを少量。
ほぼ料理をしなくても食べられる。
朝に時間がない日にも便利だ。
ただし、生で食べる場合はパックの表示や保存状態を確認したい。
冷蔵保存を基本にし、生食に適した期間かどうか分からない場合は加熱する。
一人飯ではラクさも大事だが、食品の扱いは無理をしないことが大切だ。
5個目|インスタントラーメンに入れる
カップ麺や袋麺を食べる日もある。
そんなとき、卵を追加する。
袋麺なら調理中に入れるだけでもいい。
卵を一つ追加すると、それだけで見た目もボリュームも変わる。
「今日は料理する気がない」
という日に、わざわざ別の卵料理を作らなくてもいい。
普段食べているものへ卵を追加する。
この発想が、10個を無駄なく使い切るコツだと思う。
6個目|豚肉と一緒に炒める
夕食で肉を焼くなら、最後に卵を入れてもいい。
例えば、
豚こま肉。
もやし。
卵。
この3つをフライパンで炒める。
味付けは塩こしょうでもいいし、焼肉のたれでもいい。
最初に豚肉へ十分に火を通し、もやしを加える。
最後に卵を入れて好みの状態まで加熱する。
ご飯と一緒に食べれば、簡単な一人夕食になる。
フライパン1つで作れるので、洗い物も増えにくい。
7個目|冷凍野菜と卵を炒める
肉がない日なら、冷凍野菜と卵でもいい。
冷凍ブロッコリー。
ミックスベジタブル。
ほうれん草。
自宅にあるものでいい。
フライパンで野菜を加熱し、最後に卵を加える。
味付けは塩こしょう。
これだけでも一品になる。
一人暮らしでは生野菜を買っても使い切れないことがあるので、冷凍野菜と卵の組み合わせは便利だ。
必要な量だけ使える。
包丁を使わなくてもいい。
そして卵も1個減る。
8個目|チャーハンにする
冷蔵庫に余ったご飯があるなら、チャーハンにする。
卵。
ご飯。
ネギがあればネギ。
ハムや豚肉があれば追加する。
全部そろっていなくてもいい。
卵とご飯だけでも、味付けをすれば簡単な一人飯になる。
一人暮らしでは、
「チャーハンを作るために材料を買う」
より、
「余っているものをチャーハンにする」
くらいの感覚のほうが食品ロスを減らしやすい。
冷蔵庫整理メニューとして考えると便利だ。
9個目|うどんに落とす
冷凍うどんを常備しているなら、卵との相性もいい。
うどんを温める。
つゆを作る。
卵を加えて十分に加熱する。
これだけで簡単な夕食になる。
ネギ、わかめ、油揚げなどがあれば追加してもいい。
何もなければ卵だけでもいい。
疲れた夜に、
「卵を使うために料理しなければ」
と考える必要はない。
普段の簡単メニューに1個追加すればいい。
10個目|最後はゆで卵にする
最後の1個。
何に使うか思いつかなければ、ゆで卵という選択肢がある。
そのまま食べてもいい。
サラダに入れてもいい。
ラーメンに添えてもいい。
ただし、ゆで卵にしたからといって長期間放置できるわけではない。
作った後も適切に保存し、早めに食べたい。
最後の1個まで、
「特別な料理を作らなければ」
と考えないことが重要だ。
10個を使い切るために料理10種類は必要ない
ここまでいろいろな使い方を紹介したが、全部作る必要はない。
目玉焼きが好きなら、10個のうち5個が目玉焼きでもいい。
卵かけご飯が好きなら、条件を確認したうえで何度か食べてもいい。
料理サイトを見ていると、
「毎日違う料理を作らなければ」
という気分になることがある。
しかし、自分一人で食べるなら自由だ。
同じものを何度食べてもいい。
むしろ、
自分が確実に食べる料理を3種類くらい持っておく
ほうが食材を無駄にしにくい。
私なら「3パターン」で回す
卵10個なら、かなり単純化できる。
例えば、
朝食用に4個。
夕食の炒め物に4個。
麺類やチャーハンに2個。
これで10個だ。
「10個の卵をどうしよう」と考えると大変だが、
4+4+2。
これならそれほど難しくない。
さらに忙しい週なら、無理に10個入りを買う必要もない。
自分の食生活に合わせて6個入りなどを選ぶのも、食品を無駄にしない方法の一つだ。
卵を消費するために食べすぎない
ここも大切だ。
賞味期限が近づいたからといって、
「今日5個食べよう」
と無理をする必要はない。
食材を無駄にしたくない気持ちは分かるが、食べ切るために無理をするのは本末転倒だ。
最初から自分が食べられる量を買う。
買ったら早めに使い始める。
これが一番簡単だ。
10個入りが安くても、自分が使い切れないなら6個入りのほうが結果的に無駄が少ない場合もある。
一人暮らしだから「予定変更」していい
月曜日は目玉焼きの予定だった。
でも朝は寝坊した。
火曜日に食べればいい。
夕食で豚肉と卵を炒める予定だった。
でも外食したくなった。
翌日に回せばいい。
献立は絶対ではない。
一人暮らしには、
自分の都合だけで食事を変更できる
というメリットがある。
卵10個の使い切り計画も、ざっくりで十分だ。
まとめ|卵10個は「いつもの飯」に足せば使い切れる
卵10個を無駄なく食べ切るために、特別な料理技術は必要ない。
目玉焼き。
卵かけご飯。
ラーメン。
肉野菜炒め。
チャーハン。
うどん。
ゆで卵。
普段食べている一人飯へ、卵を1個ずつ組み込んでいけばいい。
そして重要なのは、買った日に賞味期限を確認し、冷蔵庫へ入れたまま忘れないこと。
一人暮らしの自炊は、豪華な料理を作ることより、
「買った食材をちゃんと食べ切る」
ことのほうが大切なのかもしれない。
卵10個なら、難しく考えなくていい。
朝に1個。
夕食に1個。
ときどき麺に1個。
そんな小さな使い方を積み重ねれば、気づいたときにはパックは空になっている。


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