冷蔵庫を開けたら、豚ひき肉とキャベツしかない。
一人暮らしをしていると、こういう日は意外とある。
豚ひき肉は買ったものの、ハンバーグを作るほどの気力はない。キャベツも少し残っている。できれば新しく食材を買い足さず、この2つを使って一食作りたい。
そんなときに一番簡単なのは、豚ひき肉とキャベツを一緒に炒めることだと思う。
特別な料理名がなくてもいい。
豚ひき肉のうま味とキャベツの甘みがあるので、基本的な調味料だけでも十分にご飯のおかずになる。
今回は、一人暮らしで豚ひき肉とキャベツだけ残っているときに、どう食べればいいのかを考えてみる。
一番簡単なのは豚ひき肉とキャベツの炒め物
最初に試したいのが、
豚ひき肉+キャベツの炒め物
だ。
作り方も難しくない。
フライパンに豚ひき肉を入れて炒める。
肉に火が通ってきたら、食べやすい大きさに切ったキャベツを加える。
あとは塩こしょうや醤油などで味をつければ完成する。
料理に慣れていない一人暮らしでも作りやすい。
豚肉を薄切りにする必要もないし、ひき肉なので包丁で肉を切る必要もない。
キャベツもきれいな千切りにする必要はない。
ざく切りで十分だ。
むしろ少し大きめに切ったほうが、キャベツを食べている感じが残る。
豚ひき肉100gでも一食作れる
一人分なら、豚ひき肉を大量に使う必要はない。
例えば、買ってきた豚ひき肉を100g程度ずつに分けているなら、その1回分を使えば一食を作りやすい。
そこにキャベツを好きなだけ加える。
ここがキャベツの便利なところだ。
肉が少ないと感じたら、キャベツを多めにするだけで料理全体のボリュームを増やせる。
豚ひき肉100gだけを見ると、
「ちょっと少ないかな」
と思うかもしれない。
しかしキャベツと一緒に炒めれば、かなり一皿らしくなる。
さらにご飯があれば、普通の夕食として成立しやすい。
もちろん100gは絶対的な基準ではない。
食べる量や、その日の献立に合わせて調整すればいい。
キャベツはどれくらい入れる?
一人暮らしの場合、キャベツの量を細かく量る必要はないと思う。
冷蔵庫に残っている量から、
「今日食べたい分だけ切る」
くらいでも十分だ。
キャベツは炒めると生の状態よりかさが減る。
そのため、
「ちょっと多すぎるかな」
と思うくらいフライパンに入れても、炒め終わるころには意外とコンパクトになる。
キャベツを早めに使い切りたいなら多め。
豚ひき肉を主役にしたいなら少なめ。
こう考えると分かりやすい。
一人飯は毎回同じ分量で作らなくてもいい。
味付けは醤油だけでもいい
豚ひき肉とキャベツは、味付けを変えるだけでかなり印象が変わる。
最も簡単なのは醤油。
豚ひき肉を炒めてキャベツを加え、最後に醤油を少量加える。
これだけでもご飯に合う。
もう少し味を強くしたいなら、味噌を使う方法もある。
豚肉と味噌は相性がよく、キャベツにも味が絡みやすい。
塩こしょうだけにすれば、かなりシンプルになる。
冷蔵庫に焼肉のたれがあれば、それだけで味付けしてしまうのも簡単だ。
つまり、
豚ひき肉+キャベツ+家にある調味料
という考え方でいい。
料理のために新しい調味料を買い足さないことも、一人暮らしでは大切だと思う。
キャベツから水分が出たらどうする?
キャベツを炒めると水分が出ることがある。
特にキャベツを大量に入れると、炒め物というより少し蒸したような状態になることもある。
それでも失敗とは限らない。
水分を飛ばしたければ、フライパンのふたをせずに少し強めの火で炒める。
逆に柔らかいキャベツが好きなら、その水分を利用して蒸し焼きにしてもいい。
一人飯なら、
「炒め物は絶対こうでなければならない」
と考えなくてもいい。
自分がおいしく食べられれば十分だ。
ひき肉を細かくしすぎなくてもいい
豚ひき肉を炒めるとき、完全にパラパラになるまで細かく崩す必要もない。
私は少し固まりを残す方法もいいと思う。
ひき肉が大きめの塊になっていると、肉を食べている感覚が強くなる。
キャベツは柔らかい。
豚ひき肉には少し塊がある。
この組み合わせにすると、食感にも違いが出る。
最初に豚ひき肉をフライパンへ入れたら、すぐ全部を細かくせず、少し焼き色がついてから大きく崩してもいい。
ご飯にのせれば豚ひき肉キャベツ丼になる
さらに簡単にしたいなら、ご飯の上に全部のせてしまう。
豚ひき肉キャベツ丼だ。
フライパンで作った豚ひき肉とキャベツを、温かいご飯にのせるだけ。
これならおかず用の皿を別に用意しなくてもいい。
洗い物も減る。
味付けを少し濃いめにすると、ご飯との相性もよくなる。
一人暮らしでは、料理そのものだけでなく、
「洗い物がどれくらい出るか」
も重要だ。
丼にしてしまう方法は、その点でも便利だと思う。
キャベツを使い切りたい日にも向いている
一人暮らしでキャベツを買うと、
「なかなか減らない」
ということがある。
特に一玉買った場合は、何度食べても残っているように感じる。
そんなときにも豚ひき肉との炒め物は使いやすい。
キャベツをかなり多めにしてしまえばいいからだ。
豚ひき肉は少量でも、肉のうま味が全体に広がる。
キャベツ中心の料理でも、
「野菜だけを食べている」
という感じになりにくい。
キャベツを消費しながら、肉も食べられる。
冷蔵庫整理の料理としてかなり優秀だ。
余ったら翌日に回せる
一度に作りすぎてしまった場合は、適切に冷まして冷蔵保存し、早めに食べ切る。
翌日はそのまま温めてもいい。
少し変化をつけたいなら、卵を加える方法もある。
うどんにのせてもいい。
ご飯と一緒に炒めれば、簡単なチャーハン風にもできる。
最初から大量に作り置きする必要はないが、
「余ったら翌日の一食に使える」
と思っておくと、キャベツを少し多めに入れやすくなる。
なお、ひき肉は傷みやすい食材なので、生のまま長く室温に置かず、中心まで十分に加熱することは意識したい。
豚ひき肉とキャベツだけでも十分料理になる
料理を始めたばかりだと、
「材料が2種類しかない」
と不安になることがある。
しかし一人暮らしなら、むしろ2種類で作れる料理をいくつか持っていると強い。
豚ひき肉+長ネギ。
豚ひき肉+キャベツ。
豚ひき肉+卵。
豚ひき肉+豆腐。
こういう組み合わせを覚えていけば、冷蔵庫に残っている食材から夕食を考えられるようになる。
毎回レシピを検索して、5種類も6種類も材料をそろえる必要はない。
「何を作る?」に困ったら炒めればいい
豚ひき肉とキャベツしかない。
そんなときは難しく考えなくてもいい。
まず一緒に炒める。
これが一番簡単だ。
醤油味にする。
味噌味にする。
塩こしょうにする。
焼肉のたれを使う。
ご飯にのせる。
キャベツを多めにする。
これだけでも何パターンか作れる。
特に一人暮らしでは、「立派な料理名があるものを作る」ことより、
冷蔵庫にある食材を無理なく一食に変えられること
のほうが実用的だと思う。
豚ひき肉とキャベツは、その練習にもかなり向いている組み合わせだ。
冷蔵庫にこの2つが残っていたら、買い足す前に一度フライパンで炒めてみる。
それだけで、十分なひとりごはんになる。


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