スーパーでひき肉を見ていると、500gくらい入った大きめのパックが安く売られていることがある。
100gあたりの価格を見ると、小さなパックよりお得。
一人暮らしでも、
「どうせ使うなら大きいパックを買ったほうがいいかな」
と思うことがある。
ところが500gのひき肉を買って家に帰ってくると、今度は別の問題が出てくる。
一人で500gをどうやって食べ切るのか。
一度に全部ハンバーグにするのも多い。
毎日ひき肉料理にするのも飽きそうだ。
だから候補になるのが「小分け冷凍」。
今回は、一人暮らしでひき肉500gを買ったら最初に小分け冷凍したほうがいいのか考えてみる。
500gは一人暮らしだとかなり使える
ひき肉500gという数字だけを見ると、それほど多く感じない人もいるかもしれない。
しかし一人分の料理に使ってみると、意外と量がある。
例えば一食に100g使うなら5食分。
150g使っても3食分以上になる。
そぼろ、麻婆豆腐、ハンバーグ、ミートソース、肉野菜炒めなど、使い道はいろいろある。
つまり500gは、
「一食で食べ切る量」ではなく「何回かの料理に分けて使う量」
として考えたほうが扱いやすい。
家族なら一度の料理で大量に使うこともあるだろう。
一人暮らしでは、一度開封した500gをどう管理するかが重要になる。
私なら最初に小分けする
一人暮らしで500gを買った場合、私なら使う予定が決まっていない分は早めに小分けする。
理由は単純だ。
500gのまま冷凍すると、あとで困るからだ。
カチカチに凍った500gの塊から、
「今日は100gだけ使いたい」
と思っても簡単には取り出せない。
全部解凍してしまえば、残りをどうするかという問題も出てくる。
だったら買った段階で、
100g前後。
150g前後。
200g前後。
など、自分が普段使う量に分けておいたほうが楽だ。
正確に100gでなくてもいい。
一食分として使いやすい量になっていれば十分だと思う。
100gずつなら5回使える
分かりやすいのは100gずつだ。
500gなら、おおよそ5回に分けられる。
今日は100gでそぼろ。
別の日に100gで麻婆豆腐。
100gでチャーハン。
残り200gでハンバーグ。
こんな使い方ができる。
一人暮らしでは、一つの食材を「何日で食べ切るか」より、
何食に変換できるか
で考えると分かりやすい。
500gという大容量でも、100g×5回と考えると急に扱いやすく感じる。
150gくらいに分けてもいい
肉をしっかり食べたいなら、100gでは少ないと感じる場合もある。
その場合は150g程度で分けてもいい。
150g、150g、200g。
このような分け方でもいい。
重要なのは、
「一般的に何gが正解か」
ではなく、
自分が一回の料理でどれくらい使うか
を基準にすることだ。
ハンバーグなら多め。
麻婆豆腐なら少なめ。
そぼろなら少量でも使える。
作る料理によって必要量は違う。
だから全部同じ量にする必要もない。
今日使う分まで冷凍しなくてもいい
500g買ったからといって、必ず全部冷凍する必要はない。
例えば買った日の夕食で150g使う予定なら、その分は冷蔵で管理して早めに調理する。
残り350gを小分け冷凍する。
このほうが自然だ。
翌日など近いうちに使う予定がある場合も、商品の表示や保存状態を確認したうえで冷蔵で管理する選択肢がある。
逆に、
「何を作るかまだ決めていない」
「数日後まで使わない」
という分は、早めに冷凍しておくと管理しやすい。
生のひき肉は傷みやすいため、室温に長く置かず、購入後は表示された保存方法に従って早めに冷蔵・冷凍したい。
薄くして冷凍すると使いやすい
小分けするときは、大きな肉団子のような形で冷凍するより、平らにしておくと便利だ。
保存袋などに入れて薄くする。
そうすると冷凍庫でも場所を取りにくい。
さらに、厚い塊より扱いやすくなる。
一人暮らしの冷凍庫は、それほど大きくないことも多い。
冷凍食品。
ご飯。
野菜。
アイス。
いろいろ入っている。
そこへ500gのひき肉を大きな塊のまま入れるより、薄く小分けしたほうが収納しやすい。
食材の保存は「量」だけでなく「形」も大事だと思う。
小分けすると献立を決めやすい
冷凍庫に、
「ひき肉100g」
くらいの一食分がある。
これだけで料理を考えやすくなる。
今日は麻婆豆腐。
今日はそぼろ丼。
今日はキーマカレー風。
今日は野菜と炒める。
わざわざスーパーへ肉を買いに行かなくてもいい。
一人暮らしでは、この「家に一食分ある」という状態が意外と便利だ。
疲れて帰ってきたとき、
「肉がないからコンビニでいいか」
となることもある。
しかし冷凍庫に小分けしたひき肉があれば、自炊の選択肢を残せる。
下味をつけるか、そのまま冷凍するか
小分けするときに下味をつける方法もある。
ただ、最初から用途を決めすぎると使い道が狭くなる。
個人的には、一人暮らしなら味をつけずに小分けしておくほうが使いやすいと思う。
そのままなら和食にも中華にも洋食にも使える。
そぼろ。
麻婆豆腐。
ミートソース。
ハンバーグ。
カレー。
料理を決めるのは後でいい。
「今日は何を食べたいか」が変わっても対応できる。
もちろん、週末にまとめて下ごしらえする人なら下味冷凍も便利だ。
生活スタイル次第だろう。
冷凍したことを忘れる問題
一人暮らしでありがちなのが、
「冷凍したから安心」
と思って、そのまま忘れることだ。
冷凍庫の奥から、
「これ、いつのひき肉だ?」
という袋が出てくる。
これでは小分けした意味が薄くなる。
保存するときは中身と冷凍した日が分かるようにしておくと管理しやすい。
また、冷凍は永久保存ではない。
家庭の冷凍庫は開閉による温度変化もあるため、品質を考えても長期間放置せず、早めに使い切る前提で考えたい。
商品の保存表示や公的な食品安全情報も確認しながら管理するのが安心だ。
大容量パックを買う意味が出てくる
一人暮らしだと、
「大容量パックは家族向け」
と思ってしまうことがある。
確かに500gをそのまま冷蔵庫へ入れて、急いで全部食べようとすれば大変だ。
しかし小分け冷凍を前提にすると話が変わる。
500gを一度に食べる必要はない。
5回に分けてもいい。
3回に分けてもいい。
スーパーで価格を比較して大きいパックのほうが割安なら、一人暮らしでも選択肢になる。
ただし、安いからという理由だけで買って、結局使わず捨ててしまったら節約にはならない。
「冷凍して本当に使い切れるか」まで考えて買うことが大切だ。
一人暮らしでは「未来の自分が楽か」で考える
買った直後の小分け作業は少し面倒だ。
パックを開ける。
分ける。
包む。
冷凍庫へ入れる。
「そのまま入れればいいじゃん」
と思うこともある。
しかし数日後の自分からすると、小分けされているほうが圧倒的に楽だ。
今日は一食分だけ使いたい。
そんなときに一袋取り出せる。
500gの塊と格闘しなくていい。
一人暮らしの食材管理では、
買った瞬間の楽さより、使う瞬間の楽さ
を考えると失敗が減る気がする。
まとめ
ひき肉500gは、一人暮らしでは一度に使うには多めだ。
しかし小分けして考えれば、それほど扱いにくい量ではない。
100gずつなら約5回。
150g前後なら3回程度の料理に使える。
近いうちに食べる分は適切に冷蔵管理し、それ以外は早めに小分け冷凍する。
冷凍するなら、使いやすい量に分けて薄くしておく。
これだけで500gの大容量パックでもかなり使いやすくなる。
もちろん、冷凍したからといって放置していいわけではない。
中身や冷凍した日が分かるようにし、状態を確認しながら早めに使い切る。
一人暮らしだから大容量の肉を買えないわけではない。
500gのひき肉を「大きな一つの食材」と考えず、「未来の3〜5食分」と考える。
そうすると、大きなパックも一人飯の便利なストックに変わる。
買って帰ったあと数分だけ小分けする。
そのひと手間が、数日後の自炊をかなり楽にしてくれるかもしれない。


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