スーパーへ行くと、比較的手に取りやすい価格で売られていることが多い「えのき」。
鍋に入れる。
味噌汁に入れる。
炒め物にする。
いろいろ使える便利な食材だ。
ただ、一人暮らしだと少し困ることがある。
「1袋買ったけど、一度に全部使うほどではない」
という問題だ。
少しだけ使って残りを冷蔵庫へ。
翌日は別のものを食べる。
さらに翌日も忘れる。
気がつくと、
「このえのき、いつ買ったんだっけ?」
となってしまう。
そこで今回は、最初から**「えのき1袋を一人で食べ切る」**ことを前提に考えてみる。
凝ったレシピではなく、一人暮らしでも作りやすい簡単な食べ方を5つ紹介したい。
※えのきは加熱して食べることを前提とし、購入した商品の表示や保存方法も確認してください。
えのきは一人暮らしでも使いやすい
えのきのいいところは、いろいろな料理に追加しやすいことだ。
肉と炒める。
卵と合わせる。
豆腐と合わせる。
うどんへ入れる。
汁物にする。
「えのきを主役にした料理」を毎回考えなくてもいい。
普段の一人飯に足すだけでも使える。
これは一人暮らしではかなり便利だ。
まず石づきを落としてほぐす
基本的な下準備はシンプル。
袋から取り出し、根元の硬い部分を切り落として、食べやすい大きさにほぐす。
あとは料理に合わせて加熱する。
一人暮らしなら、最初に全部ほぐしておいて、
「今日は半分、明日は半分」
という使い方もできる。
ただし保存状態によって日持ちは変わるので、購入時の表示や状態を確認し、なるべく早めに使いたい。
1.えのきと豚肉のしょうゆ炒め
まずは定番。
えのき+豚肉だ。
これなら夕食のメインにしやすい。
材料
- えのき
- 豚こま肉または豚バラ肉
- しょうゆ
- 油
- 好みで塩こしょう
フライパンで豚肉を十分に加熱する。
そこへほぐしたえのきを入れる。
えのきがしんなりするまで加熱し、しょうゆで味を整える。
これだけだ。
料理が苦手なら、焼肉のたれを使ってもいい。
ご飯にそのまま載せてもいい
この料理は白いご飯と相性がいい。
私は一人飯なら、
ご飯+豚肉+えのき
を一皿にまとめる方法もおすすめしたい。
以前紹介した「洗い物を皿1枚で終わらせる夜ご飯」と同じ考え方だ。
大きめの皿へご飯を盛る。
その横に豚肉とえのき。
これで一食になる。
ご飯茶碗とおかず皿を分けなければ、食後の片付けも少なくなる。
2.えのき卵炒め
次は、
えのき+卵。
冷蔵庫に卵がある人なら作りやすい。
材料
- えのき
- 卵1〜2個
- しょうゆ
- 塩こしょう
- 少量の油
まずえのきをフライパンで加熱する。
火が通ったら溶いた卵を加える。
卵にもしっかり火を通して、好みの味付けをする。
これだけ。
えのきだけでは少し物足りないと感じるときでも、卵を加えると一品らしくなる。
朝でも夜でも食べやすい
えのき卵炒めは夕食だけでなく、朝食にも使いやすい。
朝なら、
ご飯。
えのき卵炒め。
これだけでもいい。
夜なら、豚肉などを追加してボリュームを出してもいい。
「卵が余っている」「えのきも余っている」というときには、食材を同時に使えるのも便利だ。
3.えのきと豆腐のレンジ蒸し
フライパンを洗いたくない。
そんな日には電子レンジを使いたい。
耐熱容器へ、
豆腐。
えのき。
を入れる。
ラップの使用方法や加熱時間などは容器・電子レンジ・食材量に合わせて調整し、中心まで十分に加熱する。
加熱後にポン酢やしょうゆをかける。
かなりシンプルだ。
材料
- えのき
- 豆腐
- ポン酢またはしょうゆ
- 好みでネギ
豆腐から水分も出るので、深さのある耐熱容器のほうが扱いやすい。
調理した皿でそのまま食べる
ここでもSoloEat式。
別のきれいな皿へ盛り直さない。
電子レンジで使った耐熱皿でそのまま食べる。
一人で食べるなら十分だ。
料理を豪華に見せることより、片付けを楽にする。
疲れた日の自炊では、この考え方がかなり役立つ。
4.えのき入り冷凍うどん
冷凍うどんを常備しているなら、えのきの消費先として使える。
うどんだけだと少し寂しい。
そこでえのきを加える。
材料
- えのき
- 冷凍うどん
- めんつゆ
- 卵やネギなど好みの具材
冷凍うどんは商品の表示どおりに加熱する。
えのきも十分に加熱する。
温かいうどんにしてもいいし、調理方法に応じて一緒に合わせてもいい。
えのきを多めに入れても食べやすい
炒め物で大量のえのきを使うと、
「えのきばかりだな」
と感じる人もいるかもしれない。
うどんなら比較的多めに入れても食べやすい。
麺。
えのき。
卵。
ネギ。
具材が混ざるからだ。
袋の半分程度が残っていたら、翌日のうどんにまとめて使うという方法もある。
5.えのきと豚肉の簡単スープ
最後は汁物。
ただし一人暮らしなので、大きな鍋いっぱいには作らない。
一人分だけ作る。
小さめの鍋へ水を入れ、えのきと豚肉を十分に加熱する。
味付けは、
鶏がらスープの素。
和風だし。
味噌。
など、自宅にあるものでいい。
これなら中途半端に残ったえのきをまとめて使いやすい。
「残り全部」を投入できる料理を一つ持つ
食材を使い切るときに便利なのが、
残った分を全部入れられる料理
を知っておくことだ。
えのきなら、
スープ。
鍋。
うどん。
炒め物。
あたりが使いやすい。
例えば初日に3分の1を炒め物へ。
翌日に3分の1を卵料理へ。
最後に残った分を全部スープへ。
これなら量を厳密に計らなくても使い切れる。
えのき1袋を2日で食べ切るなら?
一人暮らしでは、同じ料理を5種類すべて一度に作る必要はない。
むしろ現実的なのは、
1袋を1〜2日程度の料理に振り分ける
方法だろう。
例えば、
1日目の夜
豚肉とえのきのしょうゆ炒め。
えのきを半分程度使う。
2日目の夜
残ったえのきを豆腐と一緒に加熱する。
これで終了。
あるいは、
1日目:えのき卵炒め。
2日目:えのきうどん。
でもいい。
「5種類の料理を作る」というより、
5種類の使い切り候補から好きなものを選ぶ
と考えると楽だ。
えのきだけで一食にしなくていい
節約を意識すると、
「えのきだけでお腹いっぱいにしよう」
と考えてしまうかもしれない。
しかし無理に主食や主菜の代わりにする必要はない。
ご飯。
肉。
魚。
卵。
豆腐。
こうした食材と組み合わせる。
えのきは、
一食を構成する材料の一つ
として使えばいい。
特に豚肉、卵、豆腐などとは組み合わせやすい。
買った日に「出口」を決めておく
食材を余らせないために、個人的におすすめしたいのがこれだ。
スーパーでえのきを買った瞬間に、
「何に使うか2品決める」
という方法。
例えば、
「今夜は豚肉と炒める」
「明日はうどんに入れる」
と決める。
これだけだ。
何も考えず冷蔵庫へ入れると、そのまま存在を忘れやすい。
買った時点で出口を決めておけば使いやすくなる。
一人暮らしでは食材を増やしすぎない
料理を始めると、
えのき。
しめじ。
舞茸。
キャベツ。
もやし。
ニンジン。
玉ねぎ。
いろいろ買いたくなる。
しかし一人暮らしでは、食べる人間は一人だ。
買いすぎれば消費が追いつかない。
だから、
一つ買ったら使い切ってから次へ。
くらいでもいい。
今週はえのき。
次はもやし。
その次は豆腐。
食材を一つずつ回していけば、献立にも変化を付けられる。
「安かったから買う」が一番危ない?
スーパーで特売を見る。
「安い!」
と思って買う。
しかし使わずに傷ませてしまったら、結果的には節約にならない。
一人暮らしでは、
値段だけでなく「自分が食べ切れるか」まで含めて買う
ことが大切だと思う。
多少安くても必要のないものは買わない。
逆に、使い道が2〜3個思い浮かぶ食材なら買いやすい。
えのきは、この点で比較的扱いやすい食材だ。
料理が面倒なら「足すだけ」でいい
毎回レシピを検索する必要もない。
いつもの豚肉炒めにえのきを足す。
いつもの卵料理に足す。
いつものうどんに足す。
いつものスープに足す。
このくらいでいい。
新しい料理を覚えなくても、いつもの一人飯へ追加できる。
これがえのきの使いやすさだと思う。
まとめ|えのき1袋は一人でも使い切れる
今回紹介したのは、
- えのきと豚肉のしょうゆ炒め
- えのき卵炒め
- えのきと豆腐のレンジ蒸し
- えのき入り冷凍うどん
- えのきと豚肉の簡単スープ
の5つ。
一人暮らしだからといって、えのき1袋を一度に全部食べる必要はない。
半分を今日。
残りを明日。
それでも十分だ。
ポイントは、冷蔵庫へ入れたまま忘れないこと。
「買ったら何に使うか決めておく」
これだけでも食材を無駄にする可能性は減らせる。
豪華なレシピでなくてもいい。
肉と炒める。
卵と炒める。
豆腐と一緒に加熱する。
うどんに入れる。
最後はスープへ。
一人暮らしの料理では、レシピの数を増やすこと以上に、買った食材を簡単な方法で最後まで使えることが大切だ。
えのき1袋。
一人でも、意外と簡単に食べ切れる。


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