仕事や用事を終えて帰宅した夜。
「今日は自炊しよう」と思っていたのに、家に着いた瞬間、何もする気がなくなることがある。
ご飯を作る以前に、包丁を出すのも面倒。
フライパンを使えば洗わなければならない。
スーパーに寄って食材を買ってきたとしても、それを調理する気力が残っていない。
そんな日は、コンビニ弁当やカップ麺だけで終わらせたくなる。
それはそれでいい。
毎日きちんと自炊しなければならないわけではない。
ただ、弁当やおにぎりだけを食べようとしたとき、
「もう一品くらい何か欲しいな」
と思うことがある。
そんな「自炊する気力ゼロの日」の副菜として、ひじきは使えるのだろうか。
SoloEat目線で考えてみた。
疲れた日は「料理する」こと自体が面倒
自炊というと、料理そのものだけを考えがちだ。
しかし実際には、その前後にも作業がある。
献立を考える。
食材を確認する。
足りなければ買い物へ行く。
食材を切る。
加熱する。
盛り付ける。
そして最後に洗い物をする。
元気な日なら大した作業ではない。
ところが疲れている日は、一つ一つが面倒に感じる。
「何を食べよう?」
この最初の判断ですら面倒になることがある。
一人暮らしなら、自分が作らなければ誰かの食事に影響するわけでもない。
その結果、
「今日はもうカップ麺でいいや」
となる。
私はそれも立派な一人飯だと思っている。
問題は、そこで無理をして自炊することではない。
できるだけ手間を増やさず、一品だけ追加できないか。
そこで候補になるのがひじきだ。
自炊するなら、ひじきは意外と面倒
まず区別しておきたい。
乾燥ひじきから、きちんとひじき煮を作るのであれば、「気力ゼロの日」にはあまり向いていない。
ひじきを戻す。
にんじんなどの具材を切る。
油揚げや大豆を用意する。
鍋やフライパンで調理する。
味付けをする。
もちろん慣れていれば難しくはない。
作り置きにも向いている。
ただし、本当に疲れ切っている夜にゼロから始める料理としては、少しハードルが高い。
そこで私が考えたいのは、
「ひじきを作る」のではなく「ひじきを食事に足す」
という方法だ。
スーパーのひじき総菜なら開けるだけ
スーパーへ行けば、ひじき煮が小さなパックで売られていることがある。
これなら基本的には開けて食べるだけだ。
お皿へ移す必要すらない。
パックのまま食べてもいい。
自炊する元気がない日は、こういう割り切りも必要だと思う。
たとえば、
おにぎり。
インスタント味噌汁。
ひじき煮。
これだけでも一食になる。
豪華ではない。
SNSに投稿したくなるような料理でもない。
しかし、一人で疲れて帰ってきた夜なら十分ではないだろうか。
コンビニ弁当に足すのもあり
ひじきを主役にする必要はない。
むしろ、ひじきは「脇役」として使いやすい。
コンビニ弁当を買ってきた。
そこへ小さなひじきの総菜を追加する。
それだけで品数が一つ増える。
唐揚げ弁当のような食事にも合わせやすい。
おにぎりだけでは少し寂しいときにも使える。
冷凍食品だけで夕食を済ませる日にもいい。
ひじきの便利なところは、メイン料理をあまり選ばないことだと思う。
「今日の主役はひじきだ」
と考えなくてもいい。
何か足りないから、ひじきを追加する。
このくらいの位置づけがSoloEatにはちょうどいい。
カップ麺+ひじきという選択
疲れていると、どうしてもカップ麺に手が伸びる。
お湯を入れるだけ。
洗い物もほとんどない。
一人飯として圧倒的に楽だ。
そんな日に、
「カップ麺を食べてしまった」
と罪悪感を持つ必要はないと思う。
むしろカップ麺を食べると決めたうえで、追加できるものを考えればいい。
そこでひじき。
カップ麺を待っている間に、小さなひじき煮のパックを開ける。
料理時間はほぼゼロだ。
個人的には、この「ゼロに近い手間」が重要だと思う。
疲れた日に必要なのは、理想的な献立ではなく、
実際にできる献立
だからだ。
豆腐と組み合わせればさらに簡単
もう少し食べたいなら豆腐も使いやすい。
豆腐をパックから出す。
その上に市販のひじき煮を少しのせる。
これだけ。
料理と呼べるかどうかも微妙なくらい簡単だ。
でも一人飯なら、それでいい。
料理の目的は料理をしたという実績を作ることではなく、自分が食べることだからだ。
豆腐とひじきを別々に食べてもいい。
納豆を追加してもいい。
卵を用意してもいい。
全部調理しなくていい食品なので、疲れた日には助かる。
「あと一品」を考えなくて済む
一人暮らしの食事で意外に面倒なのが、
「あと一品どうしよう」
という問題だ。
メインは決まった。
ご飯もある。
でも、それだけでは少し寂しい。
そこで新しく何か料理しようとすると、一気に面倒になる。
野菜を切って炒める。
卵焼きを作る。
味噌汁を作る。
どれも元気ならできる。
しかし気力ゼロの日には、その一工程が重い。
ひじき煮を冷蔵庫に置いておけば、
「あと一品はひじき」
と最初から決められる。
食事の選択肢を増やすというより、むしろ考えることを減らせるのがメリットだ。
一人暮らしでは「全部作らない」ほうが続く
自炊という言葉を聞くと、一食全部を自分で作るイメージがある。
ご飯を炊く。
味噌汁を作る。
肉や魚を焼く。
副菜を作る。
確かに理想的かもしれない。
しかし毎日これを続けるのは大変だ。
一人ならなおさらだ。
私は、
「ご飯だけ炊く」
「メインだけ作る」
「副菜は買う」
という日があってもいいと思う。
逆でもいい。
弁当を買って、副菜だけ家にあるものを食べる。
冷凍食品とスーパー総菜を組み合わせる。
これも立派な家ごはんだ。
100%自炊か、100%外食か。
その二択にする必要はない。
ひじきは、その中間を作りやすい食品だと思う。
作り置きできる人ならさらに便利
休日など元気がある日にひじき煮を作り、小分けにしておく方法もある。
そうすれば平日は取り出すだけでいい。
これは「未来の自分のために副菜を作っておく」という考え方だ。
ただ、作り置きが負担になる人は無理をする必要はない。
市販品を利用すればいい。
SoloEatで大切にしたいのは、
自炊できなかったことを失敗にしないこと。
疲れているなら、楽な方法を選ぶ。
料理したい日は作る。
面倒な日は買う。
それくらいでいい。
ひじきだけで夕食を済ませる必要はない
一方で、ひじきは基本的に副菜として考えたい。
ひじき煮だけを大量に食べて一食を終わらせるというより、ご飯や主菜などに少量組み合わせるほうが使いやすい。
だからこそ「何も作りたくない日」に向いている。
主役になろうとしない。
弁当の横にいる。
おにぎりの横にいる。
豆腐の上にいる。
それでいい。
疲れた日の食事には、このくらい控えめな存在が便利だ。
まとめ|気力ゼロの日は「ひじきを作らない」
結論として、ひじきは「自炊する気力ゼロの日」の副菜になり得ると思う。
ただしポイントは、
疲れた日に乾燥ひじきから料理を始めないこと。
市販のひじき煮を使う。
作り置きがあれば取り出す。
弁当に追加する。
おにぎりに合わせる。
豆腐と一緒に食べる。
これくらい簡単でいい。
疲れている夜に必要なのは、完璧な自炊ではない。
「これなら食べられる」という現実的な選択肢だ。
今日は料理できない。
それなら弁当を買う。
でも、冷蔵庫にひじき煮があるから、それだけ追加する。
たったそれだけでもいい。
SoloEatでは、豪華な一人飯だけでなく、こういう「何もしたくない日の食事」も大切にしたい。
毎日の食事なのだから、頑張れる日もあれば頑張れない日もある。
自炊する気力がゼロなら、自炊しなくていい。
そんな日の冷蔵庫に、小さなひじきの副菜が一つある。
それくらいが、一人暮らしにはちょうどいいのかもしれない。


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