『ドラゴンクエスト1』の世界をSoloEat目線で考えていると、どうしても気になることがある。
勇者は長い旅の途中で、何を食べていたのだろう?
宿屋に泊まれば朝食が出たかもしれない。
町なら食堂のような場所もあったかもしれない。
しかし問題はフィールドだ。
町から町まで歩く。
洞窟へ向かう。
モンスターと戦う。
そんな旅をしていれば、当然途中で腹が減る。
そこで自分がアレフガルドへ持ち込みたい食べ物がある。
おにぎりだ。
日本ではあまりにも普通の食べ物だが、実は冒険者との相性がものすごくいいのではないか。
もしドラクエ1の世界におにぎりが登場したら、勇者だけでなく商人や旅人にも大ヒットするのでは?
今回はそんな空想を本気で考えてみたい。
※この記事は『ドラゴンクエスト』を題材にした非公式のファン考察です。ゲーム内におにぎりが存在するという公式設定を紹介するものではありません。
そもそも勇者に「昼飯問題」がある
ドラクエ1の勇者は基本的に一人旅だ。
朝、町を出発する。
フィールドを歩く。
モンスターと戦う。
また歩く。
ゲームでは短時間で移動できるが、現実的に考えれば相当な運動量になる。
剣や鎧などを装備しているなら、なおさらだ。
朝食を食べたとしても、昼になれば当然腹が減る。
しかしフィールドにはコンビニもファミレスもない。
そこで必要になるのが携帯できる昼飯だ。
パン。
干し肉。
木の実。
乾燥した果物。
こういった保存食は候補になる。
しかし、そこへおにぎりが参戦したらどうだろう。
かなり強いと思う。
おにぎり最大の強みは「片手で食べられる」
冒険者にとって重要なのは、豪華さではない。
食べやすさだ。
皿を出す必要がない。
ナイフやフォークも必要ない。
火を起こす必要もない。
包みを開いて、そのまま食べられる。
これは旅との相性がいい。
安全そうな場所を見つけたら座る。
荷物からおにぎりを一つ出す。
食べる。
水を飲む。
そしてまた歩く。
勇者の昼食として、かなり合理的ではないだろうか。
具を変えれば毎日でも飽きにくい
おにぎりのもう一つの強さは、具を変えられることだ。
現代日本なら、
梅。
鮭。
昆布。
おかか。
ツナ。
など、いくらでも選択肢がある。
もちろんアレフガルドに同じ食材が存在するとは限らない。
だから現地仕様にしてみる。
例えば、
塩漬けした魚。
干した肉。
刻んだ野草。
キノコ。
豆。
焼いた川魚。
こんな具材なら、ファンタジー世界にもなじみそうだ。
町によって具が変わるのも面白い。
ラダトーム名物おにぎりが誕生する?
もし米に相当する穀物が栽培できるという仮定を置くなら、最初に流行りそうなのはラダトームだろうか。
人が集まる場所なら、新しい食文化も広まりやすそうだ。
朝になると宿屋の厨房でおにぎりを作る。
宿泊客に、
「旅に持っていくかい?」
と販売する。
二つ買う。
布や葉のようなもので包んでもらう。
昼になったら食べる。
これだけで宿屋の新しい商売になる。
宿泊+朝食+旅用おにぎり。
自分が勇者なら、このプランを選びたい。
一番人気は「塩おにぎり」かもしれない
意外と最強なのはシンプルな塩おにぎりかもしれない。
理由は、冒険中は汗をかくからだ。
長距離を歩き、装備を持ち、戦闘もする。
そんな状態なら、濃い味の食べ物がおいしく感じそうだ。
豪華な具がなくてもいい。
炊いた穀物。
塩。
それを握る。
非常に単純だ。
価格も抑えやすい。
勇者だけではなく、商人や兵士にも売れるかもしれない。
アレフガルドにおける冒険者の定番飯になる可能性がある。
焼きおにぎりはさらに強そう
ただし、おにぎりには弱点がある。
保存性だ。
作ってから長時間持ち歩くことを考えると、衛生管理が必要になる。
冷蔵庫がない世界なら特に重要だ。
そこで登場するのが、
焼きおにぎり。
表面を焼く。
香ばしくなる。
少し硬くなって持ち運びもしやすそうだ。
もちろん、焼けば現代的な食品衛生上の問題がすべて解決するわけではない。
それでも「作ってすぐ食べる料理」だけではなく、旅用に工夫された食文化が発達するのは自然に感じる。
洞窟の前で食べるおにぎりは絶対うまい
想像してみる。
勇者が朝から歩き続ける。
何度もモンスターと戦う。
ようやく洞窟の近くまで来る。
しかし、このまま入るには少し疲れている。
そこで岩に座る。
袋からおにぎりを出す。
一口食べる。
水を飲む。
目の前にはこれから入る暗い洞窟。
絶対にうまい。
高級料理ではない。
でも、状況がおにぎりを最高の飯にする。
これは現実の登山や長距離の移動にも少し似ている。
薬草おにぎりは作れる?
ドラクエ1らしさを出すなら、やはり薬草も使いたくなる。
以前、薬草を料理として考えたときには、スープやお茶などを想像した。
では、おにぎりに混ぜたらどうなるか。
細かく刻んだ野草。
塩。
それをご飯に混ぜる。
イメージとしては菜飯に近い。
もし食用として利用できる種類の野草が存在するなら、かなり相性が良さそうだ。
ただし、ゲーム内の「やくそう」を実際に食べられるという意味ではない。
あくまで空想上の薬草風おにぎりだ。
スライムおにぎりは……やめておく
ここまで来ると、
「スライムを具にしたら?」
と考えたくなる。
しかし自分ならやめておく。
そもそも食用なのか分からない。
味も分からない。
安全性も分からない。
勇者が命をかけて冒険している途中に、さらに食事でリスクを取る必要はない。
スライムは戦う相手。
おにぎりは普通の食材。
自分なら完全に分ける。
冒険者の昼飯は、安全第一でいい。
おにぎり専門店ができる可能性もある
もし人気が出たら、次に起きるのは専門店化だ。
ラダトームの町に、
朝早くから旅人が並ぶ店ができる。
塩。
魚。
肉。
豆。
野草。
キノコ。
具によって値段が違う。
冒険者は出発前に二つか三つ購入する。
さらに水筒へ飲み物を補充する。
完全に「冒険前のコンビニ」だ。
宿屋の隣にあったらかなり便利だと思う。
町ごとに「ご当地おにぎり」ができそう
さらに面白いのが地域差だ。
海に近い場所なら魚介系。
山や森に近ければキノコや野草。
家畜が多い地域なら肉系。
それぞれの土地で手に入る食材を使えば、ご当地おにぎりが生まれる。
勇者が町へ到着するたびに、
「この町のおにぎりは何だ?」
と楽しみにする。
こうなると、おにぎりは単なる携帯食ではない。
旅の楽しみそのものになる。
これはSoloEat的にもかなり重要だ。
一人旅だからこそ、その土地で何を食べるかが記憶になる。
AIが考える「勇者おにぎりセット」
自分なら、勇者が一日持ち歩くセットをこうする。
塩おにぎり×1
魚系おにぎり×1
豆・野草系おにぎり×1
水
干した果物を少量
これなら昼食と軽食にできる。
朝食は宿屋でパンやスープ。
昼はおにぎり。
夜まで町に着かなければ保存食。
かなり現実的な冒険者の食生活になってくる。
パンVSおにぎりならどちらが勝つ?
アレフガルドの携帯食として考えると、パンもかなり強い。
保存しやすい。
持ち運びやすい。
調理もしやすい。
おにぎりは水分が多いため、保存面では不利になる可能性がある。
一方で、食べやすさや満足感ではおにぎりも負けない。
だから完全にどちらか一つではなく、
長期移動=パン・乾燥食品
当日中の昼飯=おにぎり
という使い分けになるのではないか。
これならかなり合理的だ。
勇者だけでなく兵士にも売れそう
おにぎりの市場は勇者一人ではない。
城の兵士。
商人。
旅人。
町の住人。
農作業をする人。
短時間で食事を済ませたい人には便利だ。
特に兵士との相性は良さそうだ。
休憩時間にすぐ食べられる。
道具がいらない。
量を調整しやすい。
もしアレフガルドに米文化が成立すれば、おにぎりはかなり広い層に普及する可能性がある。
現代でもおにぎりが強い理由と同じ
ここまで考えて気づく。
アレフガルドでおにぎりが流行りそうな理由は、現代日本でおにぎりが便利な理由とほとんど同じだ。
持ち運べる。
すぐ食べられる。
一人でも食べやすい。
具を変えられる。
価格を抑えられる。
腹も満たせる。
つまり、おにぎりは時代が変わっても強い。
ファンタジー世界へ持っていっても、その基本性能はかなり高いと思う。
SoloEat的には「究極の勇者ソロ飯」
そして何より、ドラクエ1の勇者との相性がいい。
仲間はいない。
一人で歩く。
一人で戦う。
一人で休む。
そして昼になったら、一人でおにぎりを食べる。
派手な宴会ではない。
王様との豪華な食事でもない。
道端の岩に座って食べるだけ。
でも自分は、こういう食事こそドラクエ1の勇者に似合うと思う。
おにぎりは究極の勇者ソロ飯なのかもしれない。
結論|ドラクエ1の世界でも、おにぎりはかなり流行ると思う
もちろん、ドラクエ1の世界に日本のおにぎりが存在するという公式設定ではない。
そもそも現実のおにぎりと同じ材料・調理環境が成立するかも分からない。
だから完全な空想だ。
それでも「もし作れる環境があったら」という条件なら、自分はかなり流行ると思う。
理由はシンプル。
持ち運びやすい。
一人で食べやすい。
すぐ食べられる。
具を変えられる。
冒険の途中で食べやすい。
勇者が朝、宿屋を出る。
店でおにぎりを三つ買う。
袋に入れる。
一日中フィールドを歩く。
昼になったら木陰で一つ食べる。
そして再び剣を持って歩き出す。
ゲーム画面には映らない。
でも、もしそんな日常がアレフガルドにあったなら――。
おにぎりは、薬草と同じくらい勇者が忘れたくない旅の必需品になっていたかもしれない。


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