一人暮らしをしていると、「今日はフライパンすら使いたくない」という日がある。
仕事から帰ってきて疲れている。
洗い物を増やしたくない。
でも、コンビニへ行くのも面倒。
そんな夜に冷蔵庫を開けて卵があると、少し助かる。
卵は焼いたり、ゆでたりするイメージが強いが、電子レンジを使った料理にも活用できる。
ただし、卵の電子レンジ調理には注意点がある。
殻付き卵をそのまま電子レンジで加熱してはいけない。
また、殻を割った卵でも、黄身をそのままの状態で加熱すると破裂する危険がある。料理に合わせて黄身を崩したり、溶き卵にしたりして、短時間ずつ様子を見ながら加熱することが大切だ。
今回は、安全面にも注意しながら、一人暮らしで作りやすい「レンチン卵料理」を5つ紹介する。
難しい料理は作らない。
できるだけ材料を少なくして、疲れた日でも作れる一人飯を中心に考えてみたい。
1.レンチン炒り卵
最初は一番シンプルな炒り卵。
フライパンを使えば簡単な料理だが、電子レンジでも作れる。
用意するものは、
卵1~2個。
塩少々。
これだけでもいい。
耐熱容器に卵を割り入れ、黄身と白身が混ざるまでしっかり溶く。
塩を少し加える。
ふんわり仕上げたいなら、水や牛乳を少量加えてもいい。
電子レンジで短時間加熱し、一度取り出して混ぜる。
まだ液体部分が多ければ、再び短時間加熱する。
これを繰り返して好みの固さにする。
電子レンジの出力や卵の個数、容器によって加熱時間が変わるため、「一気に完成させよう」としないことがポイントだ。
少し加熱→混ぜる→もう一度加熱
くらいで考えたほうが失敗しにくい。
完成した炒り卵は、そのまま食べてもいい。
ご飯にのせてもいい。
ケチャップを少しかけてもいい。
朝食にも夕食にも使える。
洗い物も耐熱容器と箸くらいで済むので、「何もしたくない朝」にも便利だ。
2.レンチン卵豆腐風
次は、卵と豆腐を使った一品。
冷蔵庫に豆腐が余っているときに作りやすい。
材料は、
卵1個。
豆腐150g程度。
めんつゆ少量。
好みでネギなど。
耐熱容器へ豆腐を入れ、スプーンなどで軽く崩す。
別の器で卵をしっかり溶いてから豆腐へ加える。
めんつゆも少し入れて混ぜる。
あとは電子レンジで短時間ずつ加熱する。
中心まで十分に加熱できているか確認しながら追加加熱する。
これだけだ。
豆腐だけを食べるより卵が加わることで、少し料理らしくなる。
ご飯にも合わせやすい。
何より、
豆腐を切らなくても作れる
のが一人飯ではありがたい。
包丁もまな板も使わない。
豆腐のパックを開けて、卵と一緒に耐熱容器へ入れる。
疲れている日は、それくらいの料理で十分だと思う。
3.レンチン卵キャベツ
冷蔵庫に少しだけ野菜があるなら、卵と一緒に加熱する。
例えばキャベツ。
手でちぎれるので、包丁を使いたくない日にも向いている。
耐熱容器へキャベツを入れる。
少量の水を加えて、先に軽く電子レンジで加熱する。
そこへ、しっかり溶いた卵を加える。
塩こしょう。
あるいはめんつゆ。
再び短時間ずつ電子レンジで加熱し、途中で混ぜながら卵にしっかり火を通す。
完成。
キャベツだけでなく、冷凍ほうれん草や冷凍ブロッコリーなどでも応用できる。
特に一人暮らしでは冷凍野菜が便利だ。
生野菜の場合、
「買ったけど使い切れなかった」
ということがある。
冷凍なら必要な量だけ取り出せる。
卵+冷凍野菜+電子レンジ
という組み合わせを覚えておくと、何もない日の夕食を作りやすくなる。
4.レンチン卵うどん
もう少ししっかり食べたいなら、冷凍うどんと卵を組み合わせる。
冷凍うどんは一人暮らしの強い味方だ。
保存しやすい。
一食分ずつ分かれている。
電子レンジ対応の商品なら鍋も必要ない。
まず冷凍うどんを商品の表示どおりに加熱する。
別の耐熱容器で卵をよく溶き、めんつゆや水などを合わせる。
電子レンジで短時間ずつ加熱し、途中で混ぜて卵に十分火を通す。
それをうどんへ合わせる。
好みで、
ネギ。
わかめ。
天かす。
七味。
などを追加してもいい。
何もなければ卵だけでも構わない。
重要なのは豪華さではない。
家にあるもので一食を完成させること。
「夕食を作る」と考えると面倒でも、
「冷凍うどんを温めて卵を追加する」
と考えるとハードルはかなり下がる。
5.レンチン卵雑炊
最後は、冷やご飯が余っている日に便利な卵雑炊。
材料は非常にシンプルだ。
ご飯。
卵。
水。
めんつゆ、または和風だし。
耐熱性の大きめの容器へ、ご飯と水、調味料を入れる。
吹きこぼれないよう、容器には余裕を持たせる。
先にご飯と汁を温める。
その後、別の器でしっかり溶いた卵を加える。
再び短時間ずつ加熱し、途中で混ぜながら卵に十分火を通す。
これで簡単な雑炊になる。
体が疲れている日や、温かいものを食べたい夜にもいい。
冷蔵庫にネギや冷凍野菜があれば追加できる。
豆腐を少し入れてもいい。
冷やご飯をそのまま食べるより、「一品作った」という感じが出る。
しかも鍋を洗わなくていい。
これはかなり大きい。
レンチン卵料理の最大のメリットは洗い物
電子レンジ料理の魅力は、単純に調理時間だけではない。
個人的には、
洗い物を減らせること
のほうが大きいと思う。
フライパンを使う。
油を使う。
皿へ盛り付ける。
フライパンを洗う。
コンロ周辺も少し汚れる。
料理自体は5分でも、片付けまで考えると面倒になる。
レンチン料理なら、耐熱容器で調理して、そのまま食べることもできる。
もちろん見た目は豪華ではない。
しかし自分一人で食べるなら、それでいい日もある。
卵+何か一つを覚えておく
今回紹介した5つには共通点がある。
卵+豆腐。
卵+キャベツ。
卵+うどん。
卵+ご飯。
つまり、たくさんの材料をそろえる必要はない。
「卵+家にあるもの一つ」
くらいで考えればいい。
例えば冷蔵庫に納豆があれば、納豆ご飯にレンチン炒り卵を添える。
冷凍ブロッコリーがあれば、卵と一緒に加熱する。
ご飯しかなければ、雑炊にする。
一人暮らしの自炊では、この柔軟さが重要だ。
電子レンジで卵を扱うときの注意
ここは必ず意識しておきたい。
電子レンジで卵を調理するときは、殻付きのまま加熱しない。
また、生卵を割っただけの状態で黄身を丸ごと加熱するような方法も避けたい。
今回の料理では基本的に、
卵をよく溶いてから使う
方法を中心にしている。
さらに、電子レンジは機種や出力によって加熱のされ方が違う。
「600Wなら必ず○分」と固定して考えるより、短時間ずつ加熱して状態を確認するほうが安全だ。
加熱後の容器や蒸気も非常に熱くなることがある。
取り出すときにも注意したい。
毎日ちゃんと料理しなくてもいい
自炊というと、
肉を切る。
野菜を切る。
フライパンで炒める。
味噌汁を作る。
何品か皿へ盛る。
そんな食事を想像してしまう。
もちろん、余裕がある日はそれでもいい。
しかし毎日続ける必要はない。
疲れているなら、
卵。
豆腐。
ご飯。
電子レンジ。
それだけでも一食は作れる。
料理のハードルを下げることは、自炊をサボることではない。
自炊を長く続けるための工夫
だと思う。
まとめ|卵があれば電子レンジでも一人飯は作れる
今回紹介したのは、
- レンチン炒り卵
- レンチン卵豆腐風
- レンチン卵キャベツ
- レンチン卵うどん
- レンチン卵雑炊
の5つ。
どれも豪華な料理ではない。
しかし、一人暮らしの食事では豪華さより重要なことがある。
簡単。
洗い物が少ない。
家にある材料を使える。
そして、疲れていても作れる。
冷蔵庫に卵があれば、「何も食べるものがない」と思った夜でも意外と何とかなる。
ただし電子レンジで卵を調理するときは、破裂などを防ぐため安全な調理方法を守ることが大前提だ。
そのうえで、
「今日はフライパンを使わない」
という日を作ってもいい。
レンチン卵料理は、頑張りすぎない一人暮らしの自炊にちょうどいい選択肢だ。


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