一人暮らしをしていると、毎日の食事は思っている以上に自由だ。
朝はおにぎり。
昼はコンビニ。
夜はラーメン。
別の日は自炊。
疲れた日はカップ麺だけ。
誰かに献立を報告する必要もないので、その日の気分で決められる。
しかし、ふと思った。
この一人飯を365日記録したら、自分の食生活はどう見えるのだろう?
自分では「いろいろ食べている」と思っていても、実際には同じものばかり食べているかもしれない。
外食が多いと思っていたら、意外とコンビニが多いかもしれない。
そこで今回は、毎日の一人飯を1年間記録すると何が見えてくるのかを考えてみたい。
※この記事は「365日記録するとしたら何が分かるか」を考える検証企画です。実際の集計結果がそろったら、別記事で数字を公開したいと思います。
1日だけなら「今日食べたもの」で終わる
今日の夕食は何だった?
そう聞かれれば答えられる。
昨日も、おそらく覚えている。
しかし、
「3か月前の火曜日は何を食べた?」
と聞かれたら、まず覚えていない。
食事は毎日のことだから、どんどん記憶から消えていく。
ところが写真やメモで残しておけば違う。
4月3日。
昼、おにぎり2個。
夜、豚ロース定食。
4月4日。
昼、ラーメン。
夜、スーパーの総菜。
こんな簡単な記録でも積み重なると、自分だけの食生活データになる。
365日なら1095食になる
単純に1日3食と考えると、
365日×3食。
1095食。
実際には朝食を抜く日もあるだろう。
間食する日もある。
一日二食の日もある。
それでも1年間なら、かなりの量になる。
一食ずつ見れば普通の食事だ。
しかし1000食近く並べれば、そこには確実に傾向が出てくる。
私はここが面白いと思う。
自分が一番食べているものは何だろう
365日記録したら、まず知りたいのがこれだ。
自分は何を一番食べているのか。
ラーメンなのか。
おにぎりなのか。
豚肉なのか。
卵なのか。
カップ麺なのか。
自分では肉をよく食べていると思っていても、数えてみたら卵の登場回数のほうが圧倒的に多いかもしれない。
「好きな食べ物」と「実際によく食べているもの」は、必ずしも同じではない。
365日分あれば、その違いが見えてきそうだ。
外食は本当に多い?
次に気になるのが、
外食・買って食べる・自炊の割合
だ。
SoloEatでは、この三つを大きく分けている。
店へ行って食べる。
コンビニやスーパーで買って食べる。
家で作る。
普段は意識せず選んでいるが、365日記録すれば割合を出せる。
例えば、
外食30%。
コンビニ・スーパー40%。
自炊30%。
こんな結果になるかもしれない。
あるいは、
「自炊しているつもりだったのに週2回しか作っていなかった」
ということもあり得る。
感覚と数字のズレを確認できる。
疲れた日は何を食べている?
これはかなり興味がある。
元気な日は、
「今日は肉を焼こう」
「野菜も食べよう」
と考えられる。
しかし仕事で疲れた日は違う。
帰宅。
バッグを置く。
座る。
もう動きたくない。
そんな日に何を選んでいるのか。
カップ麺。
弁当。
コンビニのおにぎり。
冷凍食品。
あるいは外食して帰ってくる。
記録に「疲れた」と一言付けておけば、
疲労と食事の関係
まで見えてくる。
これは一人暮らしだからこそ面白いデータかもしれない。
夜遅くなると食事は変わる?
時間も記録したい。
18時の夕食。
20時の夕食。
23時の夕食。
同じ自分でも、時間によって選ぶものは違うはずだ。
早く帰宅できた日は自炊。
遅い日はコンビニ。
深夜になるとカップ麺。
そんなパターンが見えるかもしれない。
逆に、
「夜遅いほど外食して帰っている」
という結果になる可能性もある。
これまで何となく選んでいた食事が、時間とセットで見えてくる。
一人外食にも偏りがありそう
外食だけを取り出しても面白い。
ラーメン。
牛丼。
焼肉。
定食。
寿司。
カフェ。
蕎麦。
うどん。
365日記録すれば、
「自分は結局どのジャンルへ一番行っているのか」
が分かる。
さらに店まで記録すれば、
一番通った店
も分かる。
お気に入りの店へ年間何回行っているのか。
月1回だと思っていたら20回行っているかもしれない。
こういう数字は、本人だからこそ作れる記事になる。
食費も一緒に記録したい
せっかく365日記録するなら、金額も残したい。
500円。
800円。
1200円。
2000円。
一食ごとの金額は小さく見える。
しかし一年分を合計すると大きい。
例えば外食した日の平均額。
コンビニ飯の平均額。
自炊一食分のおおよその金額。
これらを比較すれば、
「一人飯でお金を使っている場所」
が見える。
節約記事を書くときにも、単なる一般論ではなく、
自分の365日分の数字
を使えるようになる。
「安い=満足」ではない
さらに面白くするなら、満足度も記録する。
5点満点でもいい。
非常に満足なら5。
普通なら3。
いまいちなら1。
すると価格との関係が見えてくる。
2000円の外食だから満足度5とは限らない。
500円の定食が5になる日もある。
300円程度の簡単な家ごはんでも、
「今日はこれで十分」
と思えば満足度は高い。
逆に1000円以上使ったのに、
「なんか物足りない」
という日もある。
値段と満足感はどこまで比例するのか。
365日あれば検証できる。
写真を並べるだけでも分かりそう
文字だけでなく、できれば食事の写真も残したい。
1月。
2月。
3月。
写真をずらっと並べる。
それだけでも傾向が見えそうだ。
茶色い料理ばかり。
麺が多い。
卵が頻繁に登場する。
思ったより定食を食べている。
野菜が少ない。
数字にしなくても、視覚的に分かることがある。
これも記録の面白さだ。
季節で食べるものは変わるのか
365日だからこそ分かることもある。
冬はラーメンが増える?
夏は冷たい麺が増える?
暑い日は自炊が減る?
寒い日は鍋が増える?
季節によって食生活が変化する可能性がある。
一か月だけでは分からない。
一年間記録することで初めて、
自分の食事にも季節がある
と気づくかもしれない。
健康目的なら完璧な栄養計算はしない
食事記録というと、カロリーや栄養素を全部計算したくなる。
しかし私は、最初から細かくやりすぎないほうが続くと思う。
カロリー。
タンパク質。
脂質。
炭水化物。
塩分。
ビタミン。
毎食すべて入力する。
これを365日続けるのは大変だ。
SoloEatの記録なら、もっと簡単でいい。
何を食べた。
どこで食べた。
いくらだった。
何時だった。
満足度。
写真一枚。
まずはこの程度で十分だと思う。
重要なのは365日続けること
一日目は楽しい。
三日目もできる。
問題は30日後だ。
面倒になってくる。
そして、
「昨日記録するの忘れた」
となる。
そこで全部やめてしまう。
これが一番もったいない。
一日抜けてもいい。
写真だけの日があってもいい。
金額を忘れてもいい。
完璧な365日より、
多少抜けながらでも一年間続いている記録
のほうが価値がある。
AIに365日分を分析させたら面白そう
そしてSoloEatらしい実験としてやってみたいのがAI分析だ。
365日分のデータが完成したら、
「最も多かった食事は?」
「外食が増える曜日は?」
「疲れた日に選びやすい食事は?」
「支出と満足度に関係はある?」
「自炊が増える条件は?」
などを分析する。
自分では気づかなかったパターンをAIが見つける可能性もある。
単なる食事日記が、
一人暮らしの食生活データ
に変わる。
SoloEatそのものが365日の記録になる
考えてみると、この企画はSoloEatとかなり相性がいい。
高級レストランだけを紹介するサイトではない。
一人ラーメン。
一人焼肉。
コンビニ飯。
スーパー総菜。
カップ麺。
疲れた夜の家ごはん。
何でもいい。
それらを一つずつ残していけば、サイト自体が食事記録になっていく。
「今日はたいしたものを食べていないから記事にならない」
ではなく、
たいしたことのない一食も記録する。
そこにSoloEatらしさが出ると思う。
365日後、自分の食生活を見てみたい
一人飯を365日記録したら何が見えるのか。
今の段階では答えは分からない。
外食ばかりかもしれない。
意外と自炊しているかもしれない。
同じ店へ何十回も行っているかもしれない。
卵ばかり食べているかもしれない。
そして、
「こんなに食費を使っていたのか」
と驚く可能性もある。
でも、それでいい。
この企画の目的は理想的な食生活を見せることではない。
一人で暮らしている人間が、実際に一年間何を食べているのかを残すこと。
朝のおにぎりも一食。
仕事帰りのラーメンも一食。
疲れた夜のカップ麺も一食。
自分で焼いた豚肉も一食。
365日後、それらを全部並べたとき、そこには自分でも知らなかった食生活のクセが見えているかもしれない。
そして一年分の一人飯を振り返ったとき、
「自分はこうやって毎日食べてきたんだな」
と思える。
それだけでも、この記録を続ける価値はありそうだ。
一人飯365日。
まずは今日の一食から記録してみようと思う。


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