スーパーへ行くと、キャベツが1玉で売られている。
半玉やカットキャベツもあるけれど、値札を見ると、
「1玉を買ったほうが得じゃない?」
と思うことがある。
一人暮らしでも、野菜を食べるならキャベツ1玉くらい買っておいたほうがいいようにも感じる。
しかし実際に買ってみると、
なかなか減らない。
最初は千切りキャベツ。
翌日は炒め物。
それでもまだ冷蔵庫には大きなキャベツが残っている。
数日すると、
「これ、いつ食べ切れるんだ?」
となってしまう。
一人暮らしにキャベツ1玉は大きすぎるのだろうか。
SoloEatでは、単純な価格だけではなく、一人で無理なく使い切れるかまで含めて考えてみたい。
キャベツ1玉は意外と量が多い
キャベツは個体差が大きいので、すべて同じ重さではない。
それでも1玉を手に持つと、一人分の食事に使うにはかなりの量があることが分かる。
例えば1回の食事でキャベツを100g程度使うとする。
仮に1玉から食べられる部分が800g程度あれば、単純計算で約8回分になる。
1日1回食べても約8日。
毎日キャベツを食べないなら、さらに長くなる。
つまり問題は、
「1玉が高いか安いか」ではなく「何回キャベツ料理を食べることになるか」
なのだ。
家族なら一度の食事でかなり減る。
一人暮らしでは、同じキャベツを何日も自分一人で消費しなければならない。
ここが大きな違いだ。
1玉のほうが割安でも、使い切れなければ意味がない
スーパーでは、半玉より1玉のほうが重量あたりでは安く見えることがある。
例えば仮に、
キャベツ1玉250円。
半玉150円。
だったとする。
単純に価格だけを見ると、
「あと100円出せば倍近い量になるなら1玉」
と考えたくなる。
確かに全部食べるなら、その判断は合理的だ。
しかし1玉を買って3分の1ほど残してしまったらどうだろう。
安く買ったはずなのに、食べなかった部分にもお金を払っている。
しかも冷蔵庫のスペースまで使う。
一人暮らしの食費では、
単価が安い=自分にとって一番安い
とは限らない。
牛乳1Lや大容量ヨーグルトと同じ問題だ。
最後まで使い切って初めて、本当のコスパが分かる。
毎日キャベツでも平気なら1玉は十分あり
では、一人暮らしなら1玉を買ってはいけないのか。
そんなことはない。
キャベツをよく食べる人なら、むしろ1玉のほうが使いやすい。
例えば、
朝は目玉焼きに千切りキャベツ。
夜は豚肉とキャベツの炒め物。
翌日はスープ。
その次は焼きそば。
さらにお好み焼き。
このように複数の料理へ使えるなら、意外と減っていく。
キャベツは、
生で食べる。
炒める。
煮る。
スープにする。
レンジ加熱する。
など、使い方の幅が広い。
「キャベツを毎日食べても苦にならない」
という人なら、1玉でも大きすぎない可能性がある。
問題は途中で飽きること
一人暮らしで大容量の食材を買うとき、意外と重要なのが飽きだ。
買った日は、
「野菜をたくさん食べよう」
と思っている。
ところが3日目になると、
「またキャベツか……」
となる。
4日目にラーメンを食べに行く。
5日目はコンビニ弁当。
そうしている間にも、キャベツは冷蔵庫に残り続ける。
これはキャベツが悪いわけではない。
一人暮らしでは食材を消費する人が自分しかいないからだ。
家族なら自分が食べない日でも誰かが食べる。
一人なら、自分が外食した日は消費量がゼロになる。
だから1玉を買うかどうかは、
「食べられるか」ではなく「数日間、本当に食べる予定があるか」
で判断したほうがいい。
キャベツを主役にしなくてもいい
キャベツ1玉を使い切ろうとすると、
「今日は何のキャベツ料理にしよう」
と考えてしまう。
しかし毎回キャベツを主役にする必要はない。
むしろ少量ずつ追加するほうが使いやすい。
インスタントラーメンに少し入れる。
味噌汁に入れる。
肉を炒めるときに追加する。
卵と一緒に炒める。
焼きそばに入れる。
ツナと合わせる。
こうすると「キャベツ料理を食べる」という感覚ではなくなる。
SoloEatでは、この追加食材として使う発想がかなり便利だ。
一人分の料理は豪華でなくていい。
いつもの食事に少しキャベツを足すだけでも、消費は進んでいく。
疲れた夜にはレンジという逃げ道もある
問題は、仕事から帰ってきて料理したくない日だ。
包丁を出す。
フライパンを出す。
キャベツを切る。
炒める。
洗う。
これだけでも面倒に感じる夜がある。
そんな日は、無理に立派な料理を作らなくてもいい。
食べやすい大きさにして電子レンジで加熱し、手持ちの調味料で食べるだけでも一品になる。
卵やツナ缶など、家にあるものと組み合わせてもいい。
重要なのは、
「料理する元気がない=キャベツを使えない」状態を作らないこと。
使い切る選択肢が簡単であるほど、一人暮らしでは食材を無駄にしにくい。
冷蔵庫の大きさも忘れられない
キャベツ1玉にはもう一つ問題がある。
冷蔵庫で場所を取る。
一人暮らし向けの小さな冷蔵庫では、キャベツ1玉の存在感はかなり大きい。
他にも豆腐、納豆、卵、飲み物、作り置きなどが入っていれば、
「キャベツだけで野菜室がいっぱい」
ということもある。
食材の価格だけを見ていると、この問題を忘れやすい。
冷蔵庫の容量も一人暮らしでは立派な資源だ。
安いから大容量を買う。
冷蔵庫がいっぱいになる。
中に何があるか分からなくなる。
別の食材を忘れて傷ませる。
これでは節約にならない。
半玉は「割高」ではなく使い切り料金と考える
半玉のキャベツを見ると、
「1玉に比べると割高だな」
と思うかもしれない。
でも一人暮らしなら、その差額を使い切りやすさへの料金と考えることもできる。
半玉なら冷蔵庫に入りやすい。
食べ切るまでの日数も短くなる。
飽きる前に終わりやすい。
次に別の野菜を買える。
こうしたメリットがある。
数十円安くするために1玉を買って、最後に捨てるくらいなら、最初から半玉を買ったほうが結果的に安い。
カット野菜という選択肢もある
さらに少量でいいなら、市販のカット野菜も選択肢になる。
重量あたりの価格では、丸ごとのキャベツより高く感じることが多い。
しかし、
切る必要がない。
洗う手間を減らせる商品もある。
すぐ食べられる。
一度で使い切りやすい。
というメリットがある。
特に、
「今日は一回だけキャベツを食べたい」
という人が1玉を買う必要はない。
SoloEatでは、最安値だけでなく手間と廃棄まで含めて選ぶほうが現実的だ。
1玉を買うなら最初に3回分だけ考える
キャベツ1玉を買うときにおすすめなのが、
全部の献立を考えるのではなく、最初の3回だけ使い道を決めることだ。
例えば、
1回目:肉とキャベツ炒め。
2回目:ラーメンに追加。
3回目:卵とキャベツ。
ここまで決まっていれば、最初の数日でかなり消費できる。
その後は残量を見ながら考えればいい。
逆にスーパーで1玉を手に取ったとき、
「何に使うか一つも思いつかない」
なら、半玉のほうが安全かもしれない。
自分が過去に余らせたかを見る
最も簡単な判断材料は、自分の過去だ。
以前1玉を買って普通に食べ切った。
それなら今回も1玉でいい可能性が高い。
毎回最後にしなびたキャベツが残る。
それなら自分には多いのかもしれない。
一般的に何人分かより、
自分が実際にどれくらい食べるか
のほうが重要だ。
牛乳1Lを飲み切れない人が無理に1Lを買い続ける必要がないのと同じで、キャベツも自分の消費量に合わせればいい。
結論|一人暮らしでも1玉は大きすぎるとは限らない
キャベツ1玉は、一人暮らしだから必ず大きすぎるわけではない。
キャベツをよく食べる。
数日間自炊する。
炒め物やスープなど複数の使い道がある。
冷蔵庫にも余裕がある。
こういう人なら、1玉を買うメリットは十分ある。
一方、
外食が多い。
毎日同じ野菜だと飽きる。
料理する日が少ない。
以前キャベツを余らせたことがある。
という人なら、半玉やカット野菜のほうが結果的に得かもしれない。
一人暮らしの買い物で大切なのは、
「一番安いサイズ」ではなく「自分が使い切れるサイズ」を買うこと。
1玉、半玉、カット野菜。
どれが正解というわけではない。
冷蔵庫を開けたときに、
「またキャベツが残っている……」
と困らない量。
それが一人暮らしの自分にとって、本当にちょうどいいキャベツのサイズなのだ。


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