スーパーで牛乳を買おうとすると、まず目に入るのが1Lパック。
家族で暮らしていれば、それほど大きく感じないかもしれない。
しかし一人暮らしになると話は変わる。
「1Lを買っても、全部飲み切れるかな?」
これが意外と悩む。
毎朝牛乳を飲む人なら問題ない。
しかし、たまにコーヒーへ入れる程度だったり、シリアルを食べるときだけ使ったりする人の場合、1Lはかなり多い。
値段だけを見れば大容量のほうがお得に見える。
でも余らせてしまえば、本当に得なのだろうか。
今回はSoloEatらしく、一人暮らしで牛乳1Lを買う問題について考えてみたい。
1Lはコップ何杯分?
まず1Lという量を具体的に考える。
コップ1杯を200mlとすれば、
1000ml ÷ 200ml=5杯。
つまり1Lの牛乳は、およそコップ5杯分になる。
毎日200ml飲む人なら5回でなくなる。
これなら難しくない。
問題は、毎日飲まない人だ。
例えば1回100ml程度しか使わないなら10回分になる。
コーヒーへ少し入れるだけなら、さらに長くかかる。
牛乳を買うときは「1L」という数字だけを見るのではなく、
自分は1日に何mlくらい使うのか
を考えると判断しやすい。
一人暮らしでは「飲む人が自分しかいない」
家族暮らしとの最大の違いはこれだ。
家族なら自分が飲まなくても、誰かが飲んでくれることがある。
朝食で子どもが飲む。
料理に使う。
コーヒーへ入れる。
シリアルにかける。
複数人で消費すれば1Lはそれほど大きくない。
しかし一人暮らしでは、
自分が飲まなければ減らない。
今日は外食。
明日は朝食抜き。
翌日はコーヒーを飲まない。
そうしているうちに、開封した牛乳が冷蔵庫に残り続ける。
これが「一人暮らしの1L問題」だ。
1Lのほうが安く見える
スーパーでは、大容量商品のほうが容量あたりの価格が安いことがある。
500mlと1Lが並んでいたら、
「これなら1Lを買ったほうがお得では?」
と思いやすい。
確かに全部使い切れるならそう考えられる場合がある。
しかし一人暮らしでは「使い切れるか」という条件を追加したい。
仮に1Lを買って300ml余らせたとする。
その300mlを使わず処分したら、購入した量の30%を活用できなかったことになる。
小さいサイズを買ったほうが商品価格は割高だったとしても、全部使い切れれば結果的には無駄が少ない場合もある。
単価が安い=自分にとって一番安い、とは限らない。
ここは一人分の買い物でかなり重要だ。
500mlという選択肢
「1Lは多い」と感じるなら、小さいサイズを選ぶ方法がある。
500mlなら、200mlのコップで考えて2杯半程度。
朝に1杯。
翌朝に1杯。
残りをコーヒーや料理へ。
このくらいなら1Lより使い切りやすい人もいるだろう。
もちろん店舗によって取り扱う容量や価格は違う。
だから、
一番大きいサイズを買うのではなく、自分が使い切れるサイズを買う。
これを基準にしたほうがSoloEatには合っている。
「安いから1L」は本当に節約?
節約生活では大容量商品に目が行きやすい。
牛乳に限らず、
大きなヨーグルト。
大容量の調味料。
大袋の野菜。
まとめ売り。
こうした商品は、使い切れれば強い。
しかし一人暮らしの場合、大容量を買うほど消費する責任も全部自分に来る。
牛乳を例にすると、
1Lを安く購入
↓
数回しか飲まない
↓
冷蔵庫に残る
↓
状態を確認するのが面倒になる
↓
結局処分
となれば、節約のための大容量購入が食品ロスにつながってしまう。
一人暮らしの節約では、
「いくらで買ったか」だけでなく「何%使ったか」
まで考えたほうがいい。
買ったら最初に消費計画を決める
それでも1Lを買いたいなら、買った日にざっくり使い道を決めてしまう方法がある。
例えば、
朝:牛乳を飲む
翌朝:オートミールに使う
次:コーヒーへ入れる
次:料理に使う
という感じだ。
厳密な献立表を作る必要はない。
「飲むだけで消費できなかったら、これに使う」
という第二の使い道を用意しておくだけでも違う。
SoloEatでは、食材を買ってから料理を考えるより、
余りそうな食材の逃げ道を1つ用意しておく
ほうが実践しやすい。
オートミールと組み合わせやすい
Solo Home Mealsにはオートミールという選択肢もある。
普段オートミールを食べる人なら、牛乳を使う機会を増やしやすい。
朝食に使う。
小腹が空いたときに使う。
牛乳だけをコップで何杯も飲むのが難しくても、食事の材料として使えば消費できる。
つまり、
牛乳を飲み切れるかではなく、使い切れるか
と考える。
ここがポイントだ。
コーヒーだけでは減らないこともある
牛乳を買う理由が、
「コーヒーに入れるから」
という人もいるだろう。
ただし1回に使う量が少なければ、なかなか減らない。
少量を毎日使うだけなら、1Lを買う前に自分の使用量を一度確認してみるといい。
「牛乳を使っている」という感覚と、
「1Lを短期間で使える」ということは別だからだ。
一人暮らしでは、この小さな使用量の違いが食品ロスにつながりやすい。
牛乳を買わないという選択もある
さらに極端に考えると、毎週必ず牛乳を買う必要もない。
「牛乳は冷蔵庫にあるもの」
という習慣で買っているだけなら、一度買わない週を作ってみる。
困らなければ、自分にとって牛乳は常備品ではなかった可能性がある。
必要な週だけ買う。
シリアルを食べる週だけ買う。
オートミールに使いたいときだけ買う。
こうすると「冷蔵庫にあるから飲まなければ」という小さな義務感もなくなる。
常備する食品と、必要なときだけ買う食品を分ける。
一人暮らしでは、この判断が意外と重要だ。
飲み切るために無理して飲まない
これはかなり大事だ。
余りそうだから、
「今日中にたくさん飲んでしまおう」
と無理に消費する必要はない。
食品ロスを減らすために、自分が必要としていない量まで食べたり飲んだりするのは本末転倒だ。
最初から少ないサイズを選ぶ。
買う頻度を減らす。
料理にも使う。
自分の生活に合う方法を選んだほうがいい。
また、開封後の扱いや保存については商品の表示を確認し、状態に不安があるものを無理に飲まないことも大切だ。
ヨーグルトにも同じ問題がある
以前取り上げた大容量ヨーグルトにも似た問題がある。
400gの商品が安い。
でも一人では食べ切れない。
小分け商品のほうが単価は高い。
でも必要な分だけ食べられる。
牛乳も基本的な考え方は同じだ。
一人暮らしでは「大容量=正義」ではない。
食べる人数が一人だからこそ、単価より使い切りやすさを重視したほうが結果的に得になるケースがある。
これは牛乳だけでなく、豆腐、食パン、野菜、調味料などにも応用できる考え方だ。
自分の「適量」を知ると買い物がラクになる
一度でも1Lを余らせた経験があるなら、それは失敗というよりデータになる。
「自分は1Lを使い切れない」
と分かったからだ。
次回から500mlを検討する。
あるいは必要なときだけ買う。
反対に毎回1Lを問題なく使い切っているなら、無理に小さいサイズへ変える必要はない。
大切なのは、
一般的にどちらがお得かではなく、自分の生活ではどちらがお得か。
SoloEatで考えたいのはここだ。
まとめ|一人暮らしは「単価」より「使い切れる量」
牛乳1Lは、毎日飲む人にとっては決して多すぎる量ではない。
しかし一人暮らしで、牛乳をたまにしか使わない人には多いことがある。
1Lのほうが容量あたりでは安い。
それだけで選ぶ必要はない。
1Lを全部使えるなら1L。
余らせることが多いなら小さいサイズ。
ほとんど使わないなら必要なときだけ買う。
これくらいシンプルに考えていい。
一人暮らしの買い物で大切なのは、家族向けの「お得」をそのまま自分に当てはめないことだ。
安く大量に買うことだけが節約ではない。
自分が食べ切れる、飲み切れる量だけ買うことも立派な節約。
冷蔵庫の奥に残った牛乳を見て、
「また飲み切れなかった」
となるなら、次は1Lを選ばなくてもいい。
一人で食べる生活だからこそ、自分にちょうどいい量を選ぶ。
それもSoloEatの一つの答えだ。


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