スーパーやコンビニのヨーグルト売り場を見ると、最近よく目にするのが「ギリシャヨーグルト」です。
普通のヨーグルトより少し小さめの容器に入っていることが多く、値段を見ると、
「普通のヨーグルトより高くない?」
と思うこともあります。
一方で、高タンパクを特徴にした商品も多く、朝食や間食として選んでいる人もいるでしょう。
では、ギリシャヨーグルトと普通のヨーグルトは何が違うのでしょうか。
一人暮らしで普段から食べることを想定して、味や食感、タンパク質、価格、量、使いやすさなどから考えてみます。
一番分かりやすい違いは食感
普通のヨーグルトとギリシャヨーグルトを食べ比べると、最初に気づくのは食感です。
一般的なヨーグルトは水分が多く、スプーンですくうと比較的やわらかいものが多いです。
一方、ギリシャヨーグルトはかなり濃厚。
商品によって違いはありますが、クリームや柔らかいチーズに近いような、もったりした食感があります。
この違いには製法が関係しています。
一般にギリシャヨーグルトは、ヨーグルトから水分などを取り除く「水切り」の工程を加えて作られます。
そのため成分が凝縮され、濃厚な食感になりやすいわけです。
初めて食べると、
「同じヨーグルトなのに結構違う」
と感じるかもしれません。
ギリシャヨーグルトはタンパク質を取りやすい
もう一つ大きな特徴がタンパク質です。
ギリシャヨーグルトには、高タンパクを特徴としている商品が数多くあります。
普通のヨーグルトでもタンパク質は摂れますが、商品によってはギリシャヨーグルトのほうが一食で多く摂りやすい場合があります。
ただし、すべての商品で同じではありません。
「ギリシャヨーグルトだから必ず○g入っている」
と決めつけず、実際に買うときはパッケージの栄養成分表示を確認するのが確実です。
一人暮らしの場合、
朝は料理をしたくない。
でも何か食べてから出かけたい。
そんな日に、冷蔵庫から出してすぐ食べられるのは便利です。
少ない量でも満足感を得やすい
普通のヨーグルトでは400g前後の大容量タイプも珍しくありません。
一人暮らしだと、
「開封したけれど何日で食べ切ろう?」
という問題が出てきます。
ギリシャヨーグルトは一食分の小さな容器の商品も多くあります。
量だけを見ると、
「これだけ?」
と感じるかもしれません。
ところが実際に食べると、濃厚な食感なので少量でも食べた感覚を得やすい。
これは一人暮らしでは意外と大きなメリットです。
食べる。
容器を捨てる。
終わり。
保存容器へ移したり、残量を気にしたりする必要もありません。
普通のヨーグルトの強みは価格と量
ではギリシャヨーグルトのほうが普通のヨーグルトより優れているのでしょうか。
そう単純ではありません。
普通のヨーグルトには大きな強みがあります。
それが価格と量です。
大容量のプレーンヨーグルトなら、何回かに分けて食べることで、一食あたりの費用を抑えやすくなります。
毎朝ヨーグルトを食べる人なら、この差は積み重なります。
例えば、
月曜日はバナナ。
火曜日はオートミール。
水曜日は冷凍フルーツ。
というように、大容量ヨーグルトをベースにして食べ方を変えることもできます。
節約しながら日常的に食べるなら普通のヨーグルト。
これはかなり強い選択肢です。
ギリシャヨーグルトは「一食完結」が便利
一方でギリシャヨーグルトの良さは、一食で完結させやすいことです。
忙しい朝に大容量ヨーグルトを取り出して、
スプーンで器へ入れる。
残りを冷蔵庫へ戻す。
器を洗う。
この程度の作業でも、時間がない朝には面倒に感じることがあります。
小分けタイプなら、ふたを開けてそのまま食べられます。
洗い物はスプーンくらい。
この手軽さは、一人暮らしとの相性がいいと感じます。
朝食なら何を組み合わせる?
ギリシャヨーグルトだけで朝食を終わらせる方法もありますが、それだけでは物足りない人もいるでしょう。
そんなときは、簡単な食品を一つ追加すると使いやすくなります。
例えば、
バナナ+ギリシャヨーグルト。
おにぎり+ギリシャヨーグルト。
パン+ギリシャヨーグルト。
オートミール+ギリシャヨーグルト。
ゆで卵+ギリシャヨーグルト。
難しい料理は必要ありません。
SoloEat的には、
「栄養的に完璧な朝食を作る」より「朝でも無理なく続けられる組み合わせを持つ」
という考え方のほうが、一人暮らしには使いやすいと思います。
間食にも使いやすい
ギリシャヨーグルトは朝食だけでなく、間食としても便利です。
午後になると少しお腹が空く。
でも菓子パンやスナック菓子を一袋食べるほどではない。
そんなとき、冷蔵庫に一個あると選択肢になります。
特に高タンパクタイプの商品なら、タンパク質を意識している人にも選びやすいでしょう。
ただし、商品によって糖質や脂質、カロリーなどは異なります。
健康目的で選ぶ場合も「ギリシャヨーグルト」という名前だけで判断せず、表示を見ることが大切です。
無糖タイプはアレンジしやすい
甘いヨーグルトが好きならフレーバー付きも便利ですが、無糖タイプには別の良さがあります。
バナナを入れる。
ハチミツを少量加える。
冷凍フルーツを乗せる。
オートミールと合わせる。
自分で甘さを調整できます。
濃厚なので、普通のヨーグルトとは少し違ったデザート感も出ます。
毎日同じ味だと飽きる人なら、無糖を一つのベースとして使うのも面白いです。
普通のヨーグルトを水切りする方法もある
実は、市販の普通のプレーンヨーグルトを自宅で水切りして、濃厚な状態にする方法もあります。
「大容量ヨーグルトは安いけれど、濃厚な食感も好き」
という人には選択肢になります。
ただ、一人暮らしで考えると問題もあります。
水切りする道具を用意する。
冷蔵庫で時間を置く。
容器を洗う。
こうした手間が増えます。
料理そのものを楽しむ人なら問題ありません。
しかし、
「朝はできるだけ何もしたくない」
という人なら、最初から小分けのギリシャヨーグルトを買ったほうが圧倒的に楽です。
値段だけでなく「手間」もコスト
一人暮らしの食事では、価格だけを比較すると判断を間違えることがあります。
例えば大容量ヨーグルトのほうが、一食あたりでは安いかもしれません。
しかし、
食べ切れず捨ててしまった。
器へ移すのが面倒で結局食べなかった。
朝食を用意できずコンビニで別のものを買った。
となれば、単純な価格差だけでは比較できません。
ギリシャヨーグルトは割高でも、
「一個取って食べれば終わり」
という便利さがあります。
時間や手間まで含めて考えると、価格差を許容できる人もいるでしょう。
結局どちらを買えばいい?
一人暮らしなら、目的で使い分けるのが一番分かりやすいと思います。
普通のヨーグルトが向いている人
毎日ヨーグルトを食べる。
できるだけ食費を抑えたい。
大容量でも食べ切れる。
フルーツなどを入れてアレンジしたい。
ギリシャヨーグルトが向いている人
タンパク質を意識している。
濃厚な食感が好き。
一食分ずつ食べたい。
朝の準備を減らしたい。
間食用としてストックしたい。
どちらか一方に決める必要もありません。
普段は大容量の普通のヨーグルト。
忙しい日のためにギリシャヨーグルトを数個。
そんな使い分けもできます。
まとめ|違いを知ると使い分けやすい
ギリシャヨーグルトと普通のヨーグルト。
同じヨーグルトでも、実際には食感やタンパク質量、価格、容量、食べ方などに違いがあります。
普通のヨーグルトは、価格を抑えながら日常的に食べやすい。
ギリシャヨーグルトは、濃厚で一食分として扱いやすく、高タンパクの商品も選びやすい。
一人暮らしなら、
安さだけで選ぶ必要も、高タンパクという言葉だけで選ぶ必要もありません。
自分が何日で食べ切れるか。
朝にどれくらい手間をかけられるか。
一食でどれくらい満足したいか。
そこまで考えて選ぶと、自分に合ったヨーグルトが見つけやすくなります。
毎日食べるなら普通のヨーグルト。
忙しい朝や間食ならギリシャヨーグルト。
そんなふうに冷蔵庫の中で役割を分けるのも、一人暮らしでは使いやすい方法です。


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