ドラゴンクエストを遊んでいると、当たり前のように草原にスライムがいる。
ぷるぷるした青い体。
丸い目。
そしてこちらを見つければ戦闘になる。
あまりにも見慣れた存在なので、普段は気にしない。
しかし、あるときふと思った。
スライムって、普段は何を食べて生きているんだろう?
朝起きて、草原を歩き回り、勇者が来るまで何も食べていない……ということはないはずだ。
生き物として考えるなら、どこかで栄養を補給しているはず。
今回はSoloEatらしく、戦闘力ではなく**「スライムのひとり飯」**について考えてみたい。
※先に結論を書くと、ドラゴンクエストシリーズ全体を通じて「普通のスライムは毎日これを食べている」と一つに固定された公式設定は、少なくとも現在確認できる公式情報からは見つけられなかった。そのため後半は作品世界から考えた仮説になる。
意外と公式でも「スライムの生活」は描かれている
スライムというと敵モンスターという印象が強い。
しかしドラゴンクエストシリーズでは、ただ戦うだけではなく、スライムたちの生活を想像できる描写もある。
公式の『ドラゴンクエストビルダーズ』には「モンスター生態観察」という企画があり、町の近くにいる小さなスライムたちが集まる様子など、モンスターを一種の生き物として観察する表現がある。
つまり、
モンスターにも普段の生活がある
と考えても、それほど不自然ではない。
戦闘画面では勇者と戦っている数分間しか見えない。
しかしその前後には、スライムなりの一日があるのかもしれない。
そう考えるだけで急に気になってくる。
第一候補はやっぱり「草や植物」?
まず想像しやすいのが植物だ。
初期のドラゴンクエストを思い出すと、普通のスライムが登場する場所には草原が多い。
それなら、
草。
木の実。
小さな植物。
落ちた果実。
こうしたものを食べていても不思議ではない。
特にスライムには人間のような歯が見えない。
だったら硬い肉をかみちぎるよりも、柔らかい植物や果実を体内へ取り込む方が体の構造には合っているように見える。
もっと大胆に考えるなら、
体全体で食べ物を包み込み、そのまま分解して吸収する
という食べ方かもしれない。
私たちがご飯を口から食べるのに対し、スライムの場合は体そのものが胃袋のような役割を持っている。
そう考えると、あの形も妙に合理的に見えてくる。
スライムは雑食なのでは?
ただ、植物だけを食べる完全な草食生物とも限らない。
ドラゴンクエスト世界には、
昆虫。
小さな魔物。
魚。
動物。
キノコ。
さまざまな生き物が存在する。
スライムが地面を移動している途中で、小さな虫を取り込むことだってありそうだ。
そう考えると、
かなり何でも食べる雑食タイプ
という仮説が一番しっくりくる。
柔らかい果実が落ちていれば食べる。
草も食べる。
虫も食べる。
キノコも食べる。
場合によっては人間が落とした食べ物まで食べる。
SoloEatで例えるなら、
「今日は自炊するぞ」
というより、
その日に手に入ったものを食べる超現地調達型の一人暮らし
に近い。
スライムに「朝食」はあるのか?
ここからさらに想像してみる。
朝。
草原に日が昇る。
一匹のスライムが目を覚ます。
人間なら、
「コーヒー飲もう」
「パンを食べよう」
となる。
しかしスライムの場合はどうだろう。
近くの草を少し食べる。
木の実を見つける。
雨上がりなら水分も取れる。
そして満足したら草原を移動する。
意外と健康的だ。
しかも料理をしない。
洗い物もない。
冷蔵庫もいらない。
電子レンジもいらない。
究極のミニマルひとり飯生活である。
SoloEat的には少し羨ましい。
水は飲むのか?
スライム最大の謎はここかもしれない。
体を見ると、どう考えても水分が多そうだ。
ぷるぷるしている。
ということは水分補給はかなり重要なのではないか。
池。
川。
朝露。
雨。
こうした場所から水分を取り込んでいる可能性はありそうだ。
もしかすると「飲む」というより、
体の表面から吸収する
のかもしれない。
雨の日のスライムは元気。
真夏の砂漠では少し大変。
そんな生態まで考え始めると、ただの青いモンスターだったスライムが急に生き物らしく見えてくる。
人間の食べ物も食べる?
これはかなりありそうに感じる。
ドラゴンクエストの世界には町や村がある。
当然、人間は食事をしている。
パン。
肉。
魚。
野菜。
果物。
旅人が食料を持って歩いている可能性もある。
もし食べ物を落とせば、近くのスライムが寄ってくるかもしれない。
犬や猫のように、
「この人間は食べ物をくれる」
と覚えるスライムまでいたら面白い。
毎朝、村の老人がパンの切れ端を置いていく。
そこへ一匹のスライムがやって来る。
そのうち二匹になる。
三匹になる。
気づけば家の前がスライムだらけ。
ちょっと困るが、見てみたい光景でもある。
では「スライム肉」は食べるのか?
ここで少し怖い疑問も出てくる。
スライム同士は食べ合うのだろうか。
私は普通のスライムについては、あまりそういうイメージがない。
同じ種類が何匹も一緒に現れることが多いからだ。
むしろ仲間として集団生活するタイプに見える。
『ドラゴンクエストビルダーズ』公式サイトでも、小さなスライムたちが複数集まる様子が紹介されている。
それなら共食いより、
同じ場所で一緒に食料を探す
方がスライムらしい。
木の実が落ちている場所に数匹集まる。
人間から見ると敵の群れ。
でもスライム側からすれば、
「みんなで朝飯を食べていただけ」
だった可能性もある。
キングスライムはものすごく食べるのか?
さらに気になるのがキングスライム。
あの巨大な体を維持するなら、それなりのエネルギーが必要そうだ。
普通のスライムと同じ量では足りないだろう。
一日中、
草。
木の実。
キノコ。
果物。
などを食べ続けているのだろうか。
あるいは複数のスライムが集まってキングスライムになるタイプなら、必要な栄養も共有されるのかもしれない。
公式の『ドラゴンクエストビルダーズ』でも、小ぶりのスライムたちが8匹集まった先にキングスライムが登場するという遊びのある描写がある。
もし食事の直後に合体したら、
8匹分の朝食が一つのお腹に入る。
そう考えるとキングスライムは意外と満腹なのかもしれない。
メタルスライムはさらに謎
普通のスライム以上に分からないのがメタルスライムだ。
あの金属のような体。
普通の植物を食べる姿があまり想像できない。
鉱石?
鉄?
魔力?
あるいはそもそも通常の食事が必要ない?
ここまで来ると完全にファンタジーだ。
スライム系でも種類によって食生活がまったく違う可能性がある。
人間にも肉中心の人、野菜中心の人、魚好きの人がいる。
スライムにも、
草原派。
洞窟派。
海派。
鉱石派。
が存在するのかもしれない。
ちなみに「人間が食べるスライム」は大量にある
面白いのは、現実世界では逆にスライムをモチーフにした食べ物がたくさん作られていることだ。
スクウェア・エニックス公式では、スライムをテーマにしたクリームソーダ、プリンアラモード、ミルクセーキなどのコラボメニューが展開されている。
『ドラゴンクエストウォーク』でも、スライムをモチーフにした各地のお菓子が公式企画として登場している。
ゲーム世界では、
「スライムは何を食べている?」
と考えているのに、
現実世界では、
「人間がスライムを食べている」
ような見た目の商品が大量にある。
これは少し面白い逆転現象だ。
SoloEat的に考えるスライムの一日
完全な想像だが、私ならこんな食生活を考える。
朝。
朝露で水分補給。
柔らかい草と木の実を少し食べる。
昼。
草原を移動しながら虫やキノコを見つける。
夕方。
村の近くまで行き、人間が落としたパンを発見。
夜。
森の安全な場所で休む。
冷蔵庫なし。
料理なし。
食費0ゴールド。
外食費0ゴールド。
究極の節約生活だ。
ただし、その途中で勇者に遭遇すると戦闘になる。
スライムからすれば、
「ただ昼飯を探して歩いていたら勇者に襲われた」
という日もあるのかもしれない。
そう考えると少しだけスライムを見る目が変わってくる。
まとめ|スライムの食事を想像すると世界が急に広がる
結局、普通のスライムが毎日何を食べているのか。
公式情報だけから、
「これが主食です」
と断定することは難しい。
ただ、草原や森などで生活する生き物として考えるなら、
植物、木の実、果物、キノコ、小さな虫などを取り込む雑食型
という想像はかなり自然に感じる。
そして水分は雨や川、朝露などから補給する。
そんな生活をしているのかもしれない。
ゲームでは経験値数ポイントのモンスター。
でも戦っていない時間を想像すると、
食べる。
移動する。
仲間と集まる。
休む。
そんな普通の一日があるように思えてくる。
ドラゴンクエストの世界を「冒険する勇者側」ではなく、「そこで暮らしているモンスター側」から見ると、いつもの草原も少し違って見える。
次にスライムと遭遇したとき、
私はたぶん思ってしまう。
「こいつ、今日の朝ご飯は何を食べたんだろう?」
戦闘開始の音楽が流れているのに、そんなことを考えてしまったら、もう以前と同じスライムには見えないかもしれない。


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