一人で定食屋に入るのは恥ずかしい?一人外食して感じたこと

Solo Eating Out(ひとり外食)

「定食屋に一人で入るのは、ちょっと恥ずかしい」

そんなふうに感じる人は意外と多いかもしれません。

ラーメン屋や牛丼店なら一人でも入りやすい。でも、テーブル席が並んでいる定食屋を見ると、

「一人で座って大丈夫かな」

「周りは二人組ばかりだったら嫌だな」

「店員さんに変に思われないかな」

と考えてしまうことがあります。

私も一人で食事をする機会が多いのですが、実際に定食屋へ一人で入ってみると、入る前に想像していたものとはかなり違いました。

今回は、一人で定食屋に入って食事をして感じたことを書いてみます。

一番緊張するのは店に入る直前だった

一人外食で一番ハードルが高いのは、食べている時間ではありません。

私の場合は店に入る直前です。

外から店内を見る。

何人くらい客がいるのか確認する。

一人客がいるか探す。

カウンター席があるかを見る。

ここで少し迷います。

「混んでいるからやめようかな」

と思うこともあります。

特にテーブル席中心の店だと、一人で4人掛けの席を使うことに少し抵抗を感じます。

ところが、思い切ってドアを開けて、

「一人です」

と伝えてしまえば、そこからは意外と普通でした。

店員さんからすれば、一人客は珍しい存在ではありません。

案内された席に座った瞬間、さっきまでの緊張がかなり消えました。

一人定食の最大の壁は、最初の数十秒なのかもしれません。

実際には一人客がかなりいた

席に座って周囲を見ると、一人で食べている人が普通にいました。

会社員らしい男性。

スマートフォンを見ながら食べている人。

仕事の休憩中らしい人。

静かに料理だけを食べて帰っていく人。

想像していたような、

「店内で自分だけ一人」

という状況ではありませんでした。

もちろん店や時間帯によって違うでしょう。

それでも定食屋という場所は、そもそも一人で日常的な食事をすることと相性がいい店だと感じました。

焼肉やコース料理とは違い、注文するとご飯、味噌汁、おかずなどが一人分のセットとして出てきます。

料理そのものが最初から「一人分」で完成しています。

そう考えると、一人で定食を食べることは特別なことではありません。

注文してしまえば完全に「食事の時間」

メニューを見て定食を注文しました。

料理を待っている間はスマートフォンを見る。

水を飲む。

店内をぼんやり眺める。

しばらくすると定食が運ばれてきます。

ご飯。

味噌汁。

メインのおかず。

小鉢。

漬物。

目の前に一式並ぶと、もう周囲のことはほとんど気になりません。

温かいうちに味噌汁を飲み、おかずを食べ、ご飯を食べる。

やることがあるからです。

一人カフェの場合、飲み物を飲んだあとに「何をして過ごそう」と思うことがあります。

しかし定食屋の場合は違います。

目的が最初から「ご飯を食べる」と明確です。

食べ終わったら会計をして帰る。

非常にシンプルです。

このシンプルさが、一人外食には向いていると思いました。

周りの人は自分をほとんど見ていない

一人外食で気になることの一つが、他人の視線です。

「一人で食べていると思われているのでは?」

という感覚です。

しかし実際に座って周囲を見ていると、他のお客さんはこちらをほとんど見ていません。

当然といえば当然です。

みんな自分の食事をしています。

二人で来ている人なら会話をしています。

スマートフォンを見ている人もいます。

店員さんは料理を運んだり片付けたりしています。

一人で定食を食べている私を観察する理由が誰にもありません。

これは一人外食を何度か経験すると、かなり実感するようになりました。

自分では、

「一人だから目立っている」

と思っていても、周囲から見れば、

「普通にご飯を食べている客の一人」

でしかないのです。

むしろ一人だから気楽だった

実際に食べ始めると、一人であることのメリットも感じました。

まず、自分の好きな店を選べます。

「今日は焼き魚」

「今日は生姜焼き」

「今日は唐揚げ」

と、自分だけで決められます。

誰かに、

「何食べる?」

と聞く必要がありません。

食べるスピードも自由です。

早く食べてもいい。

ゆっくり味わってもいい。

食べ終わったらすぐ帰ってもいい。

誰かが食べ終わるまで待つ必要もありません。

これは小さなことですが、一人で食事をする機会が増えると結構大きなメリットに感じます。

一人飯は寂しいというより、自由な食事でもある。

そんな感覚になりました。

カウンター席があるとさらに入りやすい

一人で定食屋へ行くなら、個人的にはカウンター席がある店がかなり入りやすいです。

一人分のスペースなので、

「広い席を一人で使って申し訳ない」

という感覚がありません。

隣にも一人客が座っていれば、さらに気楽です。

ただ、テーブル席しかない店でも、店員さんに案内されたのであれば気にする必要はないと思います。

混雑時なら店側が席を調整します。

こちらが勝手に4人席を占領するのではなく、

「一人です」

と伝えて店員さんの案内に従えばいいだけです。

一人外食に慣れていないなら、

カウンター席のある定食屋+混雑時間を少し外す

という組み合わせから始めると入りやすいでしょう。

昼のピークを外すとかなり楽

もう一つ感じたのが時間帯です。

12時ちょうどのような昼食のピークは店内が混みやすくなります。

会社員のグループなども増えます。

一人で入ること自体は問題ありませんが、初めてなら少し落ち着かないかもしれません。

そこで、

11時台。

あるいは13時を過ぎてから。

少し時間をずらすだけで店内が落ち着いていることがあります。

空席が多ければ、

「一人なのにテーブルを使っていいのかな」

という心配も減ります。

一人外食に慣れるまでは、店選びだけでなく時間選びも重要だと感じました。

スマホがあるだけでも気まずさは減る

料理を待っている数分間が気になる人もいるでしょう。

そんなときはスマートフォンがあるだけで十分でした。

ニュースを見る。

メールを確認する。

次に行く場所を調べる。

何となく画面を見る。

それだけで待ち時間は終わります。

ただ、料理が来たら私は普通に食べることにしています。

せっかく温かい定食が来たのだから、スマホよりご飯です。

一人だからこそ、誰かと話す必要もなく、料理に集中できます。

これも一人定食の良さだと思います。

「恥ずかしい」は入店前に作っていた感情だった

食べ終えて店を出たときに思ったのは、

結局、何が恥ずかしかったのだろう?

ということでした。

店員さんは普通に接客してくれました。

周囲にも一人客がいました。

誰かに笑われることもありません。

料理を注文して、おいしく食べて、会計をした。

ただそれだけでした。

一人で定食屋に入ることへの恥ずかしさは、実際に店内で起きる出来事というより、

「一人で入ったらどう見られるだろう」

という入店前の想像から生まれている部分が大きいのだと思います。

一度経験すると、

「こんなものか」

となります。

そして二回目はかなり楽になります。

初めてなら入りやすそうな店からでいい

もちろん、無理に一人外食をする必要はありません。

店の雰囲気によっては入りにくい場所もあります。

それでも一人で定食を食べてみたいなら、最初から難易度の高そうな店を選ぶ必要はありません。

外から店内が見える。

カウンター席がある。

メニューと価格が分かる。

一人客がいる。

混雑していない。

こうした店なら入りやすいでしょう。

店の前まで行って「今日は無理だ」と思ったら、別の店へ行ってもいい。

一人なのだから、その判断も自由です。

まとめ|一人定食は思っていたより普通だった

一人で定食屋に入ってみて一番感じたのは、

「思っていたより、ずっと普通だった」

ということです。

入る直前は少し緊張する。

でも「一人です」と伝えて席に座る。

定食を注文する。

料理が来たら食べる。

会計をして帰る。

実際にやることはこれだけです。

周囲の人も、自分が思っているほどこちらを気にしていません。

そして一人だからこそ、好きなものを選び、自分のペースで食べられる気楽さがあります。

もし店の前で、

「一人だから入りづらいな」

と迷っているなら、一度だけ入ってみるのもいいと思います。

最初の数十秒を越えてしまえば、目の前にあるのは「一人でいる自分」ではなく、いつもの一食です。

一人で定食を食べることは、特別なイベントではない。

普通にお腹が空いて、普通に店へ入り、普通に食べる。

実際にやってみて、私はそのくらい気楽なものだと感じました。

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