東京へ引っ越してきて驚いたことの一つがランチ代だった。
1000円。
1200円。
1500円。
気軽にそのくらいする。
群馬県にいた頃は、もっと安く食べられた印象がある。
もちろん東京は給料水準も違う。
物価も違う。
家賃も違う。
だから単純比較はできない。
それでも毎日外食していると財布へのダメージは大きい。
そこで私は考えた。
新宿で500円ランチは可能なのか。
新宿は高いという先入観
新宿と聞くと高いイメージがある。
高層ビル。
オフィス街。
百貨店。
観光客。
何をするにもお金がかかりそうな街だ。
実際、高級店も多い。
しかし歩いてみると意外なことに安く済ませる方法もある。
問題は探すことだった。
適当に歩くと1000円を超える。
目的を持って探すと500円前後も見つかる。
その差は大きい。
コンビニという選択肢
まず思い浮かぶのはコンビニである。
おにぎり2個。
サンドイッチ。
パン。
コーヒー。
これなら500円以内で十分収まる。
栄養バランスは別問題だが、とりあえず昼を乗り切ることはできる。
私はローソンやセブンイレブンで済ませることも多い。
特に仕事の合間は時間も重要になる。
5分で買える。
5分で食べられる。
このスピードは魅力だ。
牛丼チェーンを使う
次に強いのが牛丼チェーンである。
牛丼並盛。
ミニサイズ。
朝定食。
店舗によっては500円前後で収まる。
しかも温かい。
席に座れる。
雨の日でも安心だ。
新宿には多くの店舗がある。
探す手間も少ない。
コストパフォーマンスは高い。
ファストフードの底力
ハンバーガー店も候補になる。
セットは高くなった。
しかし単品ならまだ戦える。
昼を豪華にするのではなく、空腹を満たす。
そう考えると選択肢は広がる。
500円という予算は厳しいようでいて、工夫次第で意外と成立する。
500円ランチのメリット
節約だけではない。
食べ過ぎを防げる。
午後眠くなりにくい。
胃が重くならない。
50代になると、このメリットは大きい。
若い頃は量を求めた。
今は快適さを求める。
腹八分目くらいがちょうどいい。
探している時間も楽しい
新宿で500円ランチを探していると、街を見る目が変わる。
普段入らない路地。
知らない店。
新しい発見。
まるで小さな冒険である。
高級店を探すのとは違う。
限られた予算の中で最適解を探す。
それが意外と面白い。
失敗もある
もちろん失敗もある。
量が少なすぎた。
思ったより高かった。
混雑していた。
味が合わなかった。
そんな日もある。
しかしそれも経験になる。
次は別の店へ行けばいい。
ソロ飯との相性
ひとり飯は自由だ。
誰にも合わせなくていい。
今日はコンビニ。
明日は牛丼。
次は立ち食いそば。
全部自分で決められる。
500円ランチ探しは、ひとり飯だからこそ楽しめる部分もある。
結局、大事なのは満足度
500円で食べること自体が目的ではない。
満足できるかどうかだ。
安くても満足できなければ意味がない。
逆に500円でも気分良く午後を迎えられるなら価値がある。
私は今でも新宿を歩きながら考える。
今日は何を食べようか。
500円でどこまで満足できるだろうか。
その小さな試行錯誤が、東京生活の楽しみの一つになっている。
新宿で500円ランチを探す。
それは節約術というより、ひとりで街を楽しむ遊びなのかもしれない。


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