2024年、山岡家 高崎中尾店の常連になった私。注文から“いつも20分”で出てくる理由

Solo Eating Out(ひとり外食)

2024年、私は山岡家 高崎中尾店の“完全な常連”になっていた。
何度も通っているうちに、店の雰囲気やオペレーションのリズムまで分かるようになってきて、気づけば「ホーム」のような感覚になっていた。そんな中で特に印象に残っているのが、注文からラーメンが出てくるまでの時間が、ほぼ毎回20分前後だったということだ。

最初は「ちょっと遅いかな?」と思ったこともあった。でも常連になっていくにつれて、この“20分”にはちゃんと理由があると分かってきた。
山岡家は注文が入ってから麺を茹で、スープを合わせ、チャーシューを並べ、具材を乗せる。決して雑に作らない。深夜帯でも、忙しい時間でも、一杯に対しての手のかけ方がブレないのが山岡家の良さだな。

高崎中尾店も例外ではなく、ひとつひとつ丁寧に作っているからこその20分なのだと理解した瞬間、逆に安心感が増した。それが分かってからは、店内の空気すら“待つ時間の一部”として楽しめるようになった。

券売機で食券を買う。
カウンターかテーブルに座る。
厨房から聞こえてくる麺上げの音、湯気の立つ鍋の音、スタッフ同士の短い指示。すべてが“ああ、この店に来たな”という感覚をくれる。あの20分間は、私にとって少しだけ落ち着く時間でもあった。

20分待つというと長く聞こえるが、山岡家のスープの濃厚さを考えればむしろ自然だと思う。とくに高崎中尾店は、ピークの時間帯だと注文が一気に入る。それでも味にブレがないのは、この丁寧さゆえだと思う。

実際、山岡家は出てくるのが早い店だと8〜12分くらいという声もある。だが、高崎中尾店の場合は、良い意味での“安定の20分”。
しかも、出てくるラーメンが毎回同じクオリティ
麺の固さ、スープの濃さ、ネギの辛さ、海苔の立ち方、どれもブレない。
むしろ温度まで一定だと感じるくらい、作り手の姿勢が整っている。

私が2024年に食べたラーメンは、醤油、味噌、特製味噌、ピリ辛ネギなどいろいろだが、どれを頼んでも「20分後に間違いない一杯が来る」という予測が立つ。これが常連としては嬉しい。気分が落ちている日、疲れている日、単純にガツンとした味が欲しい日。この店なら“確実に”その欲に応えてくれる。

特に夜の時間帯は、20分の待ち時間もまた悪くないや。
スマホを見たり、ただ目の前の湯気を眺めたり、店の音を聞いていたりするだけで、なんだか気持ちが整う。この感覚は、ソロで食べに行く人間にとっては大きなプラスだ。誰にも気を使わず、ただラーメンを待つ時間が、静かで自由で心地いい。

そしてついにラーメンが到着する。
湯気が立ち、スープの香りが一気に広がる。「ああ、今日もこの時間に来てよかった」と毎回思わせてくれる一杯だ。
20分の積み重ねが、2024年の私のソロ外食生活の支えになっていたことに、後から気づいた。

高崎中尾店は、ただのラーメン屋ではなく、
**“20分待ってでも食べたい味がある場所”**だと思う。

コメント