地球でのベジータといえば、修行のあとにテーブルいっぱいの料理を豪快に食べる印象が強い。
あの食べっぷりを見ていると──
宇宙船で移動中に何も食べない時間って、どれくらい耐えられるんだ?
と気になってしまう。ドラゴンボールの世界では「満腹=回復」「空腹=弱体化」の描写が多く、悟空は腹が減ると途端に戦闘力が落ちるタイプだ。
ではベジータは?サイヤ人の生態・戦闘民族としての代謝・原作描写をヒントに考えてみる。
■ サイヤ人は超燃費が悪い生物だが、省エネモードがある
サイヤ人は通常時でも莫大なエネルギーを消費する。
筋肉量・回復力・戦闘力の維持だけで、地球人の何倍もカロリーを使う。
本来なら飯なしで長時間過ごすのは難しいはずだ。
しかし──ベジータにはもう1つの側面がある。
無駄なエネルギーを使わない合理性・集中力・精神力
悟空が食の喜びを求めるタイプなのに対し、ベジータは戦闘のために食べる合理派。
必要なときだけ大量摂取し、それ以外はエネルギー消費を抑える可能性が考えられる。
■ 一般的な人間換算で考えると?
成人男性の平均消費カロリーは2000〜2500kcalほど。
しかしサイヤ人なら 平時で1万〜5万kcal 使うと仮定できる。
となると通常は6〜10時間で腹が減ってもおかしくない。
だが、宇宙船内では
- 戦闘なし
- トレーニングなし
- 休眠・回復モード
- 重力操作の有無による消費変化
これらによって燃費は大幅に改善する。
休眠+回復カプセル状態なら、活動量0に近い。
結果──
宇宙船の待機時間なら1〜3日、あるいは数日以上無食で耐える可能性がある。
悟空と違い、ベジータなら我慢できる。
■ 「戦闘前にはまとめてドカ食い」がサイヤ人の補給パターン
戦闘前や回復後に一気に食う描写が多いことから、
🍖 サイヤ人の飯ルール(仮説)
| 状態 | 食事量 |
|---|---|
| 平時 | 少量or補給食のみ |
| 修行後 | 爆食 |
| 回復後 | 爆食 |
| 宇宙船移動中 | 省エネ+栄養カプセル |
| 戦闘直前 | まとめ食いで戦闘力ブースト |
つまり宇宙船では
ベジータは食事量=ほぼゼロ〜最低限。
到着前にドカ食いで戦闘準備するタイプ。
効率厨なベジータらしい。
■ SoloEat的まとめ
- ベジータは燃費最悪の生物だが精神力で空腹に耐える
- 宇宙船内=省エネモード → 飯は最小限・数日は無食も可能
- 戦闘前に「ドカ食い」が基本ルーティン
- 食は娯楽ではなく戦闘力の燃料
そして興味深いのは──
地球に来てブルマの料理と家族の温かさを知り、
ベジータは「食事=楽しむもの」に変わっていった可能性がある。
宇宙船で孤独に補給食だけを流し込んでいたあの男が、
今は家族とテーブルを囲んで食事をしている。
そう考えると、ひと皿のカレーですら少し優しい物語になる。


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