ドラゴンボールの名シーンといえば、悟空と悟飯が修行のためにこもった「精神と時の部屋」。外の世界の1日が、中では1年。修行するには最高の環境だが、ひとつ疑問が湧く。……食材はどこから調達しているのか？
SoloEat的視点で「もし自分があの部屋に1年一人暮らししたら」と考えてみると、とても現実的なテーマに見えてくる。
まず公式設定では、部屋の内部には浴室・ベッド・食料庫が備え付けられているとされている。アニメでも悟空たちが普通の食事をしている描写があり、食事は存在することが確定だ。しかし、あれほどの長期修行に耐えられるほどの食品ストックが最初から詰め込まれているのだろうか？
考えられる食材ルートはいくつかある。
① カリン塔・神殿側から供給している説（最有力）
精神と時の部屋は神殿につながっている。つまり、食材は外部から運び込まれている可能性が高い。修行者が入るタイミングで米・肉・野菜・水・調味料などをまとめて補充する。悟空の胃袋を考えると1ヶ月分でも山盛りどころじゃない。悟空一家の食費を考えたら地球の財政が心配になるレベルだ。
Solo視点で考えると「1年籠る前に業務スーパーでカート3台分買う感じ」。米袋30kg×12、肉は冷凍庫パンパン、プロテインも欲しいところ。悟空なら1週間で尽きそうだが、悟飯は節約できそうだ。親子でも食費感が違いそうなのが面白い。
② 部屋が食材を自動生成している説（ファンタジー寄り）
精神と時の部屋は空気や重力、時間すら特殊。となれば食材生成装置があっても不思議ではない。トイレや衛生環境がある以上、生活用設備は整っている。もしかすると「部屋の意志」が環境をリセットし、食材も一定周期で再補充しているのかもしれない。
もしそうなら、悟空が食べるたびに勝手に米が湧き、冷蔵庫が無限に補充される「完全自炊不要ソロ生活」。筋トレ民的には最高。料理の手間ゼロで修行に全集中できる。これはドラゴンボール版の「完全食サーバー」だ。
③ 神様の力で食糧供給している説（浪漫枠）
神様はドラゴンボール世界のCPUのような存在だ。願えば食材が送られ、カップラーメンもドサッと届くのかもしれない。悟空が「腹へった〜！」と叫べば、どこからともなく肉の塊が落ちてくるカジュアルさ。ソロ飯というより神サ飯（神が用意した飯）である。
Solo的まとめ
精神と時の部屋は、一見ただの修行場だが、食事インフラがなければ1年の孤独修行は成立しない。
この疑問は、意外にも「ひとりで過ごすときの食事って超大事」というテーマに繋がる。
1人暮らしでも筋トレでも、長期の集中期間には食の確保と環境整備が生命線。悟空も私たちも根本は同じだ。
外に出ないで成長するには、「飯の確保」が鍵。精神と時の部屋は究極のソロ環境であり、そこでの食材供給は現代版に置き換えれば冷凍ストック・業務スーパー・プロテイン・備蓄管理だ。
悟空のように強くなりたいなら、まずは近所のスーパーで米と鶏胸肉を買うこと。
精神と時の部屋に行けない私たちの精神と時の部屋は、今日のキッチンかもしれない。
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