会社の休憩スペースって、
なぜだか落ち着かない空気が流れていることがある。
みんな静かにスマホを見ているのに、
どことなく気まずい。
誰も話さないのに、なぜか視線は気になる。
そもそも、同僚と並んでご飯を食べるほど仲が良いわけでもない。
そんな空気の中で昼ご飯を食べても、
全然休まった気がしなかった。
だから最近、
昼休みは車に向かうようになった。
■ 車の中が「ひとりの食堂」になっていく
車内ランチって、やってみると意外といい。
- 外の光がやわらかく入る
- エアコンの音だけが小さく響く
- 他人の気配がゼロ
- 好きな音楽を流せる
- 何を食べても誰にも見られない
車のドアを閉めた瞬間、
そこは小さな“ひとりの食堂”になる。
会社の休憩室で食べるときの、
あの「気を遣う感じ」や「無言の圧」が一切ない。
ただご飯を食べて、
ぼーっとしたり、
スマホを見たり、
深呼吸したりする。
たったそれだけなのに、
驚くほど気持ちが軽くなる。
■ なぜこんなに落ち着くのか?
車内ランチが落ち着く理由は単純で、
「完全に自分だけの空間」 だからだと思う。
休憩室は一応“共有スペース”だから、
無意識に気を張っている。
- 食べ方
- スマホの画面
- 表情
- ため息
- 食べ終わるタイミング
こういう細かい気遣いが積み重なって、
全然休まらない。
でも車に入ると、
「自分しかいない」という安心感がある。
誰とも会話しなくてもいいし、
誰からも見られない。
ただ、ひとりで静かにご飯を食べるだけで、
脳のリセットスイッチが入る。
■ ひとり飯=逃げじゃなくて、自分を守る行動
ひとりで食べると
「寂しい」
「付き合い悪い」
と言う人もいるけれど——
正直、それは違うと思う。
ひとりの時間って、自分を守るために必要な“回復時間” だ。
昼がしんどいと、午後の仕事にも響く。
休むために休むのは当たり前で、
それを“逃げ”とは呼ばない。
むしろ、自分のメンタルを守れる人は強い。
車内ランチは、
会社の人間関係に無理して合わせないための
ひとりの避難場所でもある。
■ 今日も車に向かう
エンジンを切って、
コンビニの弁当を袋から取り出す。
外から聞こえてくるのは、風の音と遠くの車の音だけ。
ひとりで食べるお昼ご飯は、
派手じゃないけれど、
自分を整えるためには十分すぎる。
会社の雰囲気が微妙な日ほど、
この“ひとりランチの30分”が救いになる。
今日もきっと、
ご飯を食べて、
少しだけ深呼吸して、
午後の仕事へ戻っていく。


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