茨城県産レンコン麺ってどんな麺?
「麺=小麦」のイメージが強い中で、じわじわ増えているのが“野菜から作った麺”シリーズ。
その中でもちょっとマニアックで気になっていたのが、**茨城県産レンコンを使った「レンコン麺」**です。
茨城県はレンコンの一大産地として有名で、霞ヶ浦周辺の蓮田では、秋〜冬にかけてレンコンの収穫がピークになります。スーパーで「レンコン(茨城県産)」と書いてあれば、とりあえずハズレは少ない…という印象を持っている人も多いはず。
そんな茨城のレンコンを粉末やペーストにして練り込んだのがレンコン麺。
見た目は少し白っぽく、うっすらと透明感があったり、商品によっては小さ茨城県産な粒が見えたりします。小麦だけの麺と比べると、**“なんとなくヘルシーそうなビジュアル”**なのもポイントです。
2025年版・レンコン麺の栄養とカロリーをざっくりチェック
レンコンそのものは、
- 食物繊維
- ビタミンC
- カリウム
あたりが特徴的な野菜です。
ただし、麺に加工されると、どうしても**「生レンコンをそのまま食べるよりは栄養は薄まる」**のが現実。ここは過度な期待は禁物です。
とはいえ、小麦100%の麺に比べると、
- 食物繊維がちょっと増える
- 体感的に血糖値の上がり方がゆるやかに感じる(お腹がドーンと重くなりにくい)
というメリットはあります。
カロリー自体は、商品にもよりますが一般的な乾麺とそこまで大差ないか、少しだけ低いくらいをイメージしておくと安心です。
ダイエット目線で見ると、
- 「糖質ゼロ」ではない
- でも「白い小麦麺を山盛り食べるよりはマシ」な選択肢
というポジション。
「夜に小腹がすいたから、ちょっとだけ麺を食べたい」みたいなシーンで、レンコン麺を少量+具だくさんにする使い方がいちばん現実的かなと感じました。
実食レビュー|食感・味・ソロ飯としての使いやすさ
実際にゆでてみると、ゆで時間は表示通りでOK。
むしろゆですぎると一気に柔らかくなるタイプが多いので、表示時間−30秒くらいから様子を見るのがおすすめです。
食感は商品によって差がありますが、
- モチモチとした弾力
- ところどころに、レンコン由来の“ほのかなザラつき”
- 噛んだときに、ほんの少しだけ粘りを感じる
という、普通の乾麺にはない個性があります。
味自体はクセが強いわけではなく、「ほんのりレンコンの香りがするかな?」程度。めんつゆやスープで味つけすれば、ほぼ違和感なく食べられます。
ソロ飯目線でのポイントはここ:
- 1束あたりの量がそこまで多くないので、ひとり分としてちょうどいい
- 少なめの量でも「野菜を摂っている感」があるので、罪悪感が少ない
- 茹でた後に冷蔵しておいて、翌日アレンジしてもそこそこ食べられる
一人暮らしで、白い麺より少しだけ体に気をつかいたいときの“ほどよい落としどころ”として使いやすいと感じました。
ひとり暮らし向けレンコン麺アレンジ3選
1. レンコン麺×和風ツナめんつゆ(手抜き5分レシピ)
- レンコン麺を茹でて水でしめる
- 器に盛り、ツナ缶+めんつゆ+少量のごま油をかける
- ネギや海苔を乗せれば終了
火を使う時間が短くて済むので、**疲れて帰ってきた夜の“なんとか自炊したいライン”**にぴったりです。
2. レンコン麺×鶏むね肉とポン酢でさっぱり高たんぱく
- レンコン麺を茹でる
- 別でレンチンした鶏むね肉を割いて乗せる
- ポン酢+少量のごま油、あれば大葉やミョウガ
レンコンのシャクっと感に、鶏むねのたんぱく質を足して**“ヘルシー系ソロ冷麺”**っぽく仕上がります。
3. レンコン麺×豆乳スープで罪悪感少なめクリーム風
- 鍋に無調整豆乳+コンソメを入れて温める
- 茹でたレンコン麺を投入
- きのこやベーコン少量を足すと満足度UP
小麦のクリームパスタほど重くないので、**「夜にちょっとだけクリーミーなものが食べたい」**ときの逃げ道になります。
2025年のトレンド目線で見たレンコン麺の可能性
2025年の食トレンドをざっくり眺めると、
- 低GI・血糖値ケアブーム
- グルテンフリー・グルテンオフ志向
- 国産・地域食材の“推し活”
このあたりはまだまだ続きそうです。
その中で、「茨城県産レンコン」というわかりやすい産地のストーリーを持ったレンコン麺は、ニッチだけどハマる人にはしっかり刺さるポジションだと思います。
がっつり主食というより、
- 夜食に少量
- ラーメンの“替え玉の代わり”にヘルシー枠として
- 炭水化物を減らしたい日の“サブ主食”として
そんな使い方が現実的。
「毎日これだけ食べて痩せる!」というよりは、ソロ飯生活の中で“ちょっとだけ自分をいたわる選択肢”として持っておくと便利な麺というのが、2025年時点での正直な結論です。


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