はじめて「くら寿司 前橋荒牧店」に行った日のことを、今でもよく覚えている。前橋荒牧エリアの大きな通り沿いにあって、駐車場も広い。正直、回転寿司って家族連れのイメージが強くて、一人で行くのは少し緊張していた。でも実際に入ってみると、その不安はすぐに消えた。店内は思ったより広く、ファミリー・学生・カップルが多い中にも、ひとり客がしっかり混ざっていた。
特に印象的だったのは、一人席が全体の2割くらい確保されていたこと。
カウンター席ではなく、テーブルを半分に区切ったような“半個室ライク”なボックス席。回転寿司チェーンの中でも、ひとり客を意識しているつくりで、これはありがたかった。
「ひとりで寿司をつまみたいけど、周りの目が気になる…」
そんな人でも、わりとすんなり馴染める雰囲気。
席に着いてまず驚いたのは、注文のラクさ。タッチパネルで操作すると、数分後に高速レーンで寿司が到着する。あれがまた楽しい。電車みたいにスッと運ばれてくる感じが、ひとり外食の小さな刺激になる。店員さんとのやり取りもほとんど不要なので、コミュニケーションに疲れた日でも気軽に入れる。
この日は“無難なネタ”から攻めた。
まぐろ、サーモン、えび、はまち…定番ばかりだけど、どれも安定していて外れがない。特にサーモンは脂がのっていて、ひと口食べた瞬間「あ、これは当たりの日だ」と思った。くら寿司はチェーン店だけど、店舗によって当たり外れがある。前橋荒牧店は“当たり寄り”の店だった。
途中で気づいたのは、まわりのひとり客の多さ。
作業してる人はいなかったが、ゆっくりスマホを見ながら寿司をつまんでいる人、淡々と食べてすぐ帰る人、ひとり焼肉のように“食べるだけに集中する人”まで様々。
「この空気なら、また来れるな…」
そう思える店は貴重です。
サイドメニューも意外と充実していて、茶碗蒸し・天ぷら・うどんも頼める。ひとりでサクッと食べる時、メインを寿司だけにせず、温かいものがあるのは嬉しい。特に茶碗蒸しはハズレがなく、ちょっと疲れた胃に優しい。
値段的にも、ひとり外食としてはちょうど良い。
寿司10皿とサイド1品で1000〜1400円くらい。
「今日はそんなに重くない外食がしたい」
という時にはぴったりの選択肢だ。
食べ終わって店を出ると、外の空気が少し冷たくて、でも心はなんとなく軽くなっていた。ひとりでも気まずくない店は、それだけで生活の“選択肢”になる。疲れた夜も、仕事帰りの空腹な日も、ここなら迷わず入れる。
前橋荒牧店のくら寿司は、
「ひとりでも安心して入れる回転寿司」
としてバランスが良い店だ。これからも外食のローテーションに入れていきたい。


コメント