一人で外食していると、気に入った店ばかり行くようになることがある。
月曜日に行った。
火曜日は家で食べた。
水曜日にまた行った。
金曜日にも行った。
そして日曜日にも行く。
気づけば、一週間に4回も同じ飲食店へ行っている。
さすがに多すぎるだろうか。
同じ料理、同じ店内、同じ道。
普通に考えれば飽きそうだ。
しかし実際には、同じ店へ何十回も通える人もいる。
むしろ新しい店を探すより、いつもの店へ行ったほうが落ち着く。
今回は、一人で週4回同じ飲食店へ行く生活は本当に飽きるのか、SoloEatらしく考えてみたい。
週4回はかなり多い
週4回ということは、一か月なら単純計算で16回前後になる。
一年続ければ200回近くになる。
こうして数字にすると、かなり多い。
店員さんから見ても、
「よく来るお客さん」
になる可能性が高いだろう。
同じ時間帯に行けば、顔を覚えられることもある。
さらに同じ料理ばかり注文していれば、
「いつもの人」
になるかもしれない。
それでも自分が快適なら、週4回通ってはいけない理由はない。
なぜ同じ店へ行ってしまうのか
理由は単純だ。
楽だからだ。
初めての店へ行く場合、意外に考えることが多い。
一人で入りやすいか。
価格はいくらか。
注文方法はどうなっているか。
どこへ座ればいいか。
料理はおいしいか。
量はどのくらいか。
混んでいないか。
しかし、いつもの店ならほぼ全部知っている。
入口を開けるところから会計まで予想できる。
この安心感は大きい。
一人飯は誰も店を決めてくれない
誰かと食事するなら、
「今日は何食べる?」
という相談ができる。
相手が、
「ラーメンにしよう」
と言えば、それで決まる。
一人飯では自分で決める。
毎日自由なのはメリットだ。
しかし毎日、
「何を食べよう」
「どこへ行こう」
と考えるのは意外に面倒でもある。
そこでお気に入りの店が一軒あると、
「迷ったらここ」
という答えができる。
週4回になるのは、それだけ使いやすい店なのかもしれない。
飽きるのは「店」なのか「料理」なのか
ここは分けて考えたい。
同じ店へ週4回行っても、毎回違う料理を食べるなら意外に飽きない。
月曜日は定食。
水曜日は麺。
金曜日は丼。
日曜日は別の定食。
メニューが多い店なら、同じ場所でも食事内容は変えられる。
反対に、
毎回まったく同じ料理を食べる
場合はどうだろう。
これは人によってかなり違いそうだ。
毎回同じでも平気な人はいる
朝食を考えると分かりやすい。
毎朝、
ご飯。
味噌汁。
卵。
納豆。
同じようなものを何年も食べる人はいる。
昼食も同じだ。
お気に入りの定食を何度も注文する。
それでも飽きない。
食事には、
「新しいものを楽しむ食事」と「安心するための食事」
の両方があるのだと思う。
毎回刺激が必要なわけではない。
「今日は冒険したくない」という日もある
仕事で疲れた。
雨が降っている。
考えるのが面倒。
お腹が空いた。
そんなときに新しい店を開拓する気にならないこともある。
失敗したくない。
待ちたくない。
高い店にも入りたくない。
そんな日は、
「いつもの店でいい」
ではなく、
「いつもの店がいい」
になる。
この違いは大きい。
同じ店は生活のルーティンになる
週4回も行けば、その店は特別な外食先ではなくなってくる。
仕事が終わる。
店へ歩く。
いつもの入口から入る。
席に座る。
注文する。
食べる。
帰宅する。
この一連の流れそのものが生活になる。
歯磨きや入浴ほどではないにしても、かなりルーティンに近い。
そうなると、
「飽きるかどうか」そのものを考えなくなる。
店員に顔を覚えられる問題
一人で頻繁に同じ店へ行くと、気になるのがこれだ。
週4回なら、かなりの確率で同じ店員さんに会う。
「あ、また来たと思われているかな」
と気になる人もいるだろう。
特に毎回同じメニューなら、
「この人、これしか食べないな」
と思われている気がする。
でも飲食店には常連客がいる。
頻繁に来店すること自体は珍しいことではない。
普通に注文して、普通に食べて、普通に会計して帰ればいい。
常連になりすぎると逆に行きづらい?
これは一人客ならではの面白い心理だ。
最初は、
「一人でも入りやすい店を見つけた」
とうれしい。
10回行く。
20回行く。
店員に顔を覚えられる。
すると今度は、
「今日は別のものを頼んだら変かな」
などと余計なことを考え始める。
誰も気にしていない可能性が高いのに、自分だけが常連であることを意識する。
無理に店員と仲良くならなくてもいい
常連というと、
店主と会話する。
名前を覚えられる。
「いつもの?」
と言われる。
そんなイメージもある。
しかし一人客なら、必ずしもそこまでの関係を作る必要はない。
週4回通っていても、
「お願いします」
「ごちそうさまでした」
くらいでいい。
静かに通う常連がいてもいい。
それも一人外食のスタイルだ。
週4回のメリットは「予算が読める」
いつもの店なら価格が分かる。
例えば一回900円なら、
週4回で3600円。
4週間なら約1万4400円。
追加注文をしなければ、おおよその食費が予測できる。
新しい店へ毎回行くと、
今日は800円。
次は1400円。
その次は2000円。
ということもある。
同じ店へ通うことは、一人暮らしの食費管理という意味では分かりやすい。
栄養の偏りには注意したい
一方、毎回同じ料理を食べるなら別の問題もある。
栄養バランスだ。
例えば週4回、毎回同じ丼だけ。
毎回ラーメン。
毎回揚げ物中心。
こうなると、飽きる以前に食事全体のバランスを考えたほうがいい。
特定の料理が悪いという話ではない。
一週間全体で何を食べているかを見ることが大切だ。
同じ店でもメニューを変えれば調整しやすい。
「店は同じ、料理を変える」が一番簡単
同じ店へ通いたい。
でも少し飽きてきた。
そんなときは店を変える前に注文を変えてみる。
いつもの定食をやめる。
食べたことのないメニューにする。
小鉢を追加する。
ご飯の量を変える。
それだけでも印象が変わる。
場所の安心感を残しながら、食事だけ変化させられる。
これは常連だからこそできる楽しみ方だ。
あえて一週間行かない
それでも飽きてきたら、少し離れる。
一週間行かない。
別の店へ行く。
自炊する。
スーパーで買って帰る。
そして一週間後に戻る。
すると、
「やっぱりここは落ち着く」
と感じることがある。
お気に入りの料理も久しぶりならおいしく感じる。
好きな店だからこそ、少し間隔を空ける。
これも長く通うコツかもしれない。
第二のお気に入り店を作る
一店舗だけに集中すると、その店が休みだった日に困る。
臨時休業。
満席。
営業時間変更。
そして、いつか閉店する可能性もある。
そこで第二候補を持っておく。
A店は週3回。
B店は週1回。
たまにC店。
このくらいでもいい。
お気に入りを一軒から複数に増やすと、一人飯の選択肢が広がる。
同じ店に通うと小さな変化に気づく
頻繁に行くから分かることもある。
新しいメニューが出た。
店員さんが変わった。
席の配置が変わった。
季節限定メニューが始まった。
いつもより混んでいる。
今日は静かだ。
初めて行く人なら気づかない小さな変化が見える。
これは常連ならではの面白さだ。
「店の日常」に自分も少し入っていく
週4回通っていると、店側の日常もなんとなく見えてくる。
この曜日は混む。
この時間は空いている。
この時間帯には一人客が多い。
ただし、そこへ必要以上に入り込む必要はない。
あくまで客として食事を楽しむ。
それでも、
知らない店から「自分が知っている場所」へ変わっていく感覚
はある。
新規開拓だけが一人外食の楽しさではない
一人外食というと、
知らない店へ行く。
話題の店へ行く。
人気料理を食べる。
という楽しみ方が注目される。
もちろん、それも面白い。
でも逆もある。
同じ店。
同じ席。
同じ料理。
それを何十回も繰り返す。
派手ではないが、これも立派な一人外食の楽しみ方だ。
週4回でも飽きなければ問題ない
結局、何回なら多すぎるのか。
週1回?
週2回?
週4回?
毎日?
正解はないと思う。
本人が飽きていない。
予算的に無理がない。
食生活全体も極端に偏っていない。
店に迷惑をかけるような利用をしていない。
それなら、
週4回だから減らさなければならない理由は特にない。
むしろ「200回通える店」は貴重
世の中には飲食店がたくさんある。
しかし、自分が何度でも行きたいと思える店は意外に少ない。
一度行けば満足する店。
おいしいけれど高くて頻繁には行けない店。
一人では入りづらい店。
遠すぎる店。
いろいろある。
その中で、
近い。
払える。
おいしい。
一人で入りやすい。
落ち着く。
週4回でも行きたい。
そんな店を見つけたなら、かなり相性のいい店を見つけたとも言える。
まとめ|「また同じ店」ではなく「今日もこの店」
一人で週4回同じ飲食店へ行ったら飽きるのか。
これは人による。
新しい料理を次々食べたい人なら、すぐ飽きるかもしれない。
一方で、食事に安心感やルーティンを求める人なら、週4回でも平気だろう。
重要なのは、
回数より、自分がその店へ行きたいと思っているか。
「他に考えるのが面倒だから仕方なく行く」
ようになったら、少し新しい店を探してみる。
でも、
「今日もあそこで食べたい」
と思っているなら、行けばいい。
店員に顔を覚えられてもいい。
毎回同じメニューでもいい。
たまには違うものを頼んでもいい。
そして飽きたら、しばらく離れればいい。
一人飯のいいところは、誰かに合わせる必要がないことだ。
週4回同じ店へ行くのも自由。
毎日違う店へ行くのも自由。
「また同じ店に行ってしまった」ではなく、「今日も自分が好きな店を選んだ」。
そう考えると、同じ飲食店へ何度も通う生活も、なかなか悪くない。


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