ドラゴンボールを見ていると、たまに思うことがある。
「サイヤ人って、いったい何を食べて生きてきたんだ？」
地球に来てからのベジータは牛丼やラーメン、寿司やカップ麺まで豪快に食べているイメージだが、
宇宙を旅していた頃のベジータの食生活は、きっと今とはまったく違っていたはずだ。
劇中では星を滅ぼしながら移動し、現地の資源や食料を利用していたような描写がある。
となれば、あの誇り高き王子ベジータも、時に 異星食文化に触れていた可能性が高い。
実際、宇宙船の中で謎の肉を焼き、骨付きのまま豪快に食べているシーンは複数ある。
あれは牛でも豚でもない、当然地球の家畜ではない。
未確認生物＝宇宙生態系の産物。
soloeat的には「宇宙ジビエ」と名付けたい。
味の想像をしてみると面白い。
サイヤ人は闘争民族であり、常にエネルギー消費が激しい。
高タンパク・高脂質・高密度カロリー、そして回復を早める分子レベルの栄養が必要だ。
地球でいうと、
- 熊肉のような濃い風味
- 野性味ある赤身
- 脂は少なめだが筋繊維が強い
- 焼くと硬いが旨味は濃縮
そんなイメージが近いかもしれない。
ベジータが「うまい！」と喜ぶシーンは珍しいが、
ブルマの家で食事をしている時の幸福そうな表情は忘れられない。
宇宙食よりも、地球の家庭料理が口に合ったのだろう。
戦いの後に食卓でカレーを頬張るベジータは、もはや戦士より一家の父親だ。
だが想像してみたい。
もし「宇宙レストラン」が存在したら？
メニューはこんな感じだろう。
- 宇宙ドラゴンステーキ（重力圧で熟成）
- メタル鳥の唐揚げ（高タンパク98％）
- ナメック産スープ（再生力UP）
- フリーザ軍標準レーション（激マズだけど栄養満点）
そしてベジータが店に入れば、店員は緊張し、
サイヤ人特製「100kg肉プレート」が即座に用意される。
soloeatは日常的に一人飯を楽しむメディアだが、
アニメや漫画の食シーンを考察すると、食の楽しみ方が広がる。
「もし自分があの世界にいたらどんな味だろう？」
そんな空想は、ひとり飯の時間をちょっと豊かにする。
ベジータが宇宙で何を食べてきたのか、答えは公式には存在しない。
だが考察すればするほど、ベジータの生き方が見えてくる。
戦い抜き、生き延びるための食。
ただ栄養を取るだけでなく、力を蓄え、次の戦いに備える食事。
それこそが、サイヤ人のフードスタイルだ。
一人で食べる夜のカレーも、筋トレ後の鶏胸肉も、
ベジータの栄光ある戦士の食事と比べたら、悪くない。
今日の飯はサイヤ人に負けない一皿にしよう。
強くなるために食べる。
ただうまいだけじゃない、**「生きるための食」**を。
soloeatは、今日も一人の食卓を面白くする。
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