ドラゴンボールの世界には数々の名シーンがありますが、個人的にずっと気になっていることがある。
それは――
精神と時の部屋の「白米」って実際どんな味なんだろう?
作品中では、あの真っ白な無限空間で悟空や悟飯が修行しながら食事をしているシーンが描かれる。豪華なディナーではない。むしろ、修行のためだけに最低限置いてある設備と食料だ。けれど、あれだけ全力で戦い、倒れこむほど体力を使ったあとに食べる白米は、きっととんでもなく美味しいのではないかとずっと思っていた。
■精神と時の部屋の白米を想像レビュー
まず前提として、部屋の環境は過酷だ。
昼は激暑、夜は極寒。時計もなく、音もなく、精神的に追い詰められる空間。そんな修行漬けの生活の中で食事がどれだけ心の支えになるかは想像に難くない。
そこで食べる白米。おそらく派手な味付けは無い。
昆布や梅干しすら無く、ただの白米だけ。
なのに――それがきっと最高なのだ。
汗だくの体で座り込み、湯気の立つ茶碗を両手で持つ。
ひと口ほおばると、驚くほど甘い。
普段は当たり前と思っている「米の甘さ」を、極限状態ならきっと全力で感じられる。
噛むほどに甘みが広がり、体が勝手に「うまい」と言う。
修行の疲労が一気に溶けていく。
まるで生命が戻ってくるような旨さ。
悟飯が涙目で「父さん……うまいね」と言いそうな光景が浮かぶ。
白米は質素。だが、最高のご馳走にもなる。
■食材から考える「精神と時の部屋の米のレベル」
作中から推測すると、用意される食事は「保存が効き、栄養補給できるもの」。
つまり白米は安定供給されている可能性が高い。しかも悟空ベースで考えると、量はとんでもない。
茶碗で食べるというより 大盛り釜でわしづかみ が似合うのです。
冷めても美味しい硬め炊き。
塩を振れば塩むすびでご褒美級になる。
質素なのに、修行中の体には最高の燃料だ。
■現実で再現してみるなら?
精神と時の部屋の白米を再現するなら――
- 水少なめで硬めに炊く
- 具なし味噌汁と合わせる
- 食べる前に少し汗をかく(散歩・筋トレ)
- 電子レンジで軽く温め直して湯気を出す
そして、空腹で一気にかきこむ。
これが一番「悟空っぽい食べ方」。
■結論
精神と時の部屋の白米は、豪華じゃない。
でも、極限の空腹で食べれば最高のごちそうになる。
人間も同じで、豪勢な料理より、疲れた夜に食べる白米が無性にうまい日がある。
ただの白米に感謝できるのは、頑張った証だと思う。
悟空もきっとそうやってエネルギーを満たし、また修行に戻っていたのだろう。
シンプルな食事ほど、心に残るのです。


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