『ドラゴンボール』の「精神と時の部屋」。一年が一日、重力は10倍、孤独と静寂が続くあの空間。そこで悟空――カカロットがご飯に費やす時間って、実際どれほどなんだろう?そんな妄想を真面目にしてみたら、けっこう面白いテーマ。
あの部屋には最低限の設備と白い世界だけが広がっていて、食事は質素な白米や水のイメージ。豪華な料理は出てこない。でも悟空はサイヤ人。戦闘のたびに回復し、また強くなる体質。つまり栄養とエネルギー補給は超重要だ。食事シーンこそ描写は少ないが、修行の合間には確実に食べていたはず。
では、1日の中での食事時間。悟空の地球での食べ方を思い出してみると、大皿を豪快にガツガツかき込み、10分〜20分くらいで平らげるペース。でも精神と時の部屋なら状況は違う。時間がたっぷりある、けど修行が中心。それなら
✔ 食事:回数は多め
✔ 一回のスピードは変わらず早い
✔ 量は地球時代より増加の可能性
特に悟飯を鍛えていた時期は、父として指導&見守り時間もあった。そう考えると、トレーニング→食事→休息のループが繰り返され、食事に費やす時間は1日換算で 合計2〜3時間程度あったのでは?一度の食事は早くても、量はとんでもないから結局かかる。大盛り10杯は当たり前。サイヤ人燃費の悪さは業界トップ。
ただし「精神と時の部屋」は時間の概念が地球とズレている。外の1日は中で1年。それを換算すると、食事時間の体感はゆったりしているかもしれない。修行の合間に白米の湯気を見つめ、悟飯と談笑しながら食べたのだろうか?想像すると少し温かい。
それにしてもあの環境、豪華な料理が出ないのに悟空が満足できていたのがすごい。白米が最強の燃料だったのかもしれない。極限の空間で、必要最低限のエネルギーを摂るシンプルなスタイル。ご飯を食べる時間は短くても、修行と成長に直結していた時間だった。
もし自分が精神と時の部屋に入ったら?スマホも娯楽も無く、真っ白な世界。ご飯だけが癒しになると思う。悟空の強さは、ひたすら食べて修行を積む生活リズムの積み重ねなんだと感じる。
今日の食事も、ただのご飯じゃなくて「未来の自分を作る燃料」だと思えば、少し特別に思えるかも。


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