2020年代のココス前橋国領店はとてもいい感じのメニューばかり|朝の静かな穴場でソロ飯に最適

Solo Eating Out(ひとり外食)

2020年代、私の中で「朝のひとりご飯」といえば、前橋国領町のココスが真っ先に浮かぶ。
ココス前橋国領店は、ひとりで気軽に入りやすく、落ち着いた空気の中で朝の時間をゆっくり過ごせる場所だ。特に朝の時間帯は、一人客が多く、静かで雑音が少ない。ノートPCを開いて作業している人、新聞をめくる人、コーヒーを飲みながらぼんやりしている人。それぞれが思い思いに時間を使っている。この空気感がいい。

店に入ると、木目調で柔らかい照明。ファミレスだけど、せかされる感じがない。私は入口近くの2人席、または窓際のボックス席にひとりで座ることが多い。広い席にひとり腰掛ける贅沢。店員さんから「ごゆっくりどうぞ」と言われるあの瞬間で、もう満足度が半分決まる気がする。

2020年代は特に、メニューが良かった。
朝食バイキングのパンはふわっと温かく、サラダはシャキッとしていて、ゆで卵・ウインナー・スクランブルエッグ・ドリンクバーまで揃う。ココスの朝メニューには「派手さ」よりも「ちゃんと美味しい」が詰まっている感じがして好きだ。ワンコインではないが、それ以上の満足がある。朝の体がゆっくり目覚めていく感覚さえある。

バイキングだけでなく、通常メニューも2020年代は魅力的だった。
ハンバーグは肉汁がしっかりと閉じ込められ、ナイフを入れると湯気が立ち昇る。和膳も充実していて、焼き魚定食やだし茶漬けのような、胃に優しい選択肢もある。深夜明けや体が重い日には、こういう優しいメニューがうれしい。ガッツリ食べたい日は、チーズハンバーグとライス大盛り。休日のご褒美に、チョコバナナパンケーキ。幅広く楽しめるのがファミレスの強みで、ココスはそれをしっかり満たしてくれる。

ひとりで外食するときに一番大事なのは、「居心地が悪くないか」だと思う。
ココス前橋国領店は、店員さんもほどよく距離を保ってくれて、必要以上に干渉されない。長居しても嫌な顔をされない空気がある。モーニングの時間帯は特に穴場で、静けさがある。メニューを開きながら、今日の予定を考えたり、ぼんやり外を眺めたり。そんな時間が好きだ。

食べ終わったあとも、コーヒーを一杯だけ追加して少しだけ残る。
ファミレスで迎える朝は、家ともカフェとも違う。背筋が少しだけ整って、今日が始まる気配がする。2020年代のココス前橋国領店は、そのリズムがちょうど良かった。一人でも気楽で、料理も美味しく、雰囲気も静か。まさにソロ飯にぴったりの場所だと断言できる。

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