【永井食堂】30代バツイチの私が「いつか絶対行きたい」と思った理由

Solo Eating Out(ひとり外食)

正直に言うと、私はまだ永井食堂に行ったことがない。
だけど最近、どうしても気になって仕方ない。
TikTokやブログで流れてくる映像を見るたび、30代バツイチの私の胸に、静かに火がついてしまった。

「ここ、私でも行けるかな?」
「女性ひとりって浮かないかな?」
そんな小さな不安を抱えつつ、それでも 行ってみたい気持ちが勝っている

永井食堂は、群馬県渋川市にあるもつ煮の有名店。
昔ながらの外観と、素朴で芯のある“もつ煮定食”。
たくさんの人が「ここが一番うまい」と言うのを見ていると、行ったことのない私でさえ、なぜか懐かしい気持ちになる。

30代バツイチになってから、ひとりでどこかに行く勇気が少しずつ育ってきた。
離婚した直後は、外食ですら気まずくて、周りの目ばかり気にしていた。でも今は違う。
誰にも合わせず好きな時間に出かけられるのは、ひとりだからこその自由だと思えるようになった。

だからこそ、永井食堂の存在が気になった。
決してオシャレではない。
SNS映えもしない。
だけど、“生活の匂いがするあたたかさ” が、どうしても心に刺さる。

もつ煮の湯気に包まれながら、無言でご飯を食べる時間。
そのシンプルさがきっと、疲れた心をほどいてくれる気がしている。

まだ行っていないのに、想像が勝手に広がってしまう。

店の前で深呼吸して、カウンター席にひとりで座る自分。
「女性一人でも全然大丈夫ですよ」
そんな空気が流れている気がする。

そして帰り道、きっとこう思う。
「もっと早く来ればよかった」

ひとりで動くのは不安もあるけど、30代になってから気づいた。
“やってみたい”を叶えてくれるのは、いつも自分だけだということ。

永井食堂は、私にとってその一歩目になるかもしれない。

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