不二家の食べ放題に一人で行こうかどうか、ずっと迷っている。
ケーキ、プリン、パフェ、パスタ、サラダ…あの幸せが詰まった空間に「ひとりで入る」という行為が、なぜこんなにもハードルが高いのだろう。
実際、不二家の店舗を見ると、
家族連れやカップル、親子の姿が多い。
その中に“ソロで入っていく自分”を想像すると、
「浮くんじゃないか?」
「店員さんが変に思うかな?」
「甘いものを一人で食べ放題って…どう見える?」
そんな雑音が、頭の中に次々と湧き上がってくる。
でも、冷静に考えてみると、
それは全部 “自分が自分に向けている視線” でしかない。
ソロ外食に慣れてくるとわかるのだが、
周りのお客さんは意外なくらい、他人を見ていない。
誰が来ていようが、誰と食べていようが、まったく気にしていない。
それに、不二家の食べ放題は“甘いものをじっくり楽しみたい人”に向いているため、
実はひとり客も一定数いる。
むしろ、ソロのほうがゆっくり味わえて向いているくらいだ。
ただ、迷う理由はもう一つある。
「本当に一人で行って楽しいのかな?」
という“未知の体験への不安”だ。
甘いものって、人とシェアしながら食べるイメージもある。
ケーキを一緒に選んだり、「これ美味しいね」と笑ったり。
そういうイメージが強いから、「ひとりで楽しむ」ことに自信が持てない。
でも、SoloEat的にはこう考える。
ひとりで不二家のケーキを好きなだけ選んで、
誰にも遠慮せずに自分のペースで食べる時間って、
めちゃくちゃ贅沢じゃない?
誰かと一緒だと、
「同じくらい食べなきゃ」
「これ頼んでいいかな」
「ちょっとシェアする?」
など、どうしても相手のペースが気になる。
でも、一人なら
いちごショートを二つ食べようが、
チョコケーキとミルクレープを交互に食べようが誰にも文句を言われない。
むしろ、ソロだからこそ
「好きなケーキを好きな順で、好きなだけ」
という究極の自由が手に入る。
そして、不二家の食べ放題は
“意外と満腹になりやすい”。
甘いものは想像以上に胃に来るので、
一人でゆっくり、自分のペースで食べる方が向いているのだ。
迷っているなら、
一度行ってみてほしい。
行ってみて「合わない」と思えば、それはそれで発見だし、
「最高だった」と思えば、それが新しいひとり時間になる。
SoloEatの基本はいつも同じ。


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