はじめに
大学の学食という場所は、学生だけが利用する特別な空間だと思っていました。
私も高崎経済大学の卒業生ですが、学生時代は学食を利用する機会がほとんどありませんでした。授業の合間にコンビニで済ませたり、学外のお店へ行ったりすることが多く、「そのうち行こう」と思っているうちに卒業してしまったのです。
それから年月が流れ、ふと「あの学食に一度行ってみたい」という気持ちが湧いてきました。
卒業後に訪れた懐かしいキャンパス
卒業してから訪れる大学は、学生時代とは違う景色に見えます。
キャンパスへ向かう道を歩いていると、懐かしさと少しの緊張が入り混じっていました。
建物の配置は覚えているものの、細かな景色は記憶より新しく感じます。
学生たちが友人と笑いながら歩く姿を見ると、自分にもこんな時間があったのだと思い返しました。
今日の目的は「学食で食べること」
目的は学食です。
特別なイベントではありません。
ただ「一度食べてみる」というだけのことですが、それでも少しわくわくしていました。
久しぶりの学食で少し戸惑う
食堂へ入ると、お昼時ということもあり、多くの学生でにぎわっていました。
料理の香りが広がり、トレーを持って並ぶ学生の姿が続いています。
最初は少し戸惑いました。
- どこから並ぶのか。
- 食券なのか。
- 先に料理を取るのか。
久しぶりの学食ということもあり、少しだけ緊張します。
しかし、周囲の流れを見ていると自然と分かってきました。
学生のために考えられた食事
学食は回転が速く、迷っていても流れが止まることはありません。
料理は家庭的なものが中心で、定食や丼物、麺類など幅広く用意されていました。
豪華さを競う場所ではありません。
学生が毎日利用しやすい価格と内容が考えられていることが伝わってきます。
一人でも気にならない空気
私は食べたいものを選び、トレーを持って席を探しました。
一人で食べている学生も少なくありません。
グループでにぎやかに食事をする人もいれば、スマートフォンを見ながら静かに食べる人もいます。
その光景を見て、「一人でも全く気にならない場所なんだ」と感じました。
これは一人外食を続けている私にとって、とても印象的でした。
一人外食だからこそ感じた大学の雰囲気
最近は一人焼肉や一人ラーメン、一人カフェも珍しくありません。
しかし大学の学食という場所には、また違った空気があります。
誰も他人を気にしていません。
食事を終えたら授業へ向かう人、友人と話す人、レポートを書いている人。
それぞれが自分の時間を過ごしています。
だからこそ、一人で座っていても自然でした。
派手ではないけれど安心する味
料理は派手ではありませんが、温かく、どこか安心する味でした。
学生の毎日を支えるための食事という印象です。
値段も手頃で、栄養のバランスを考えたメニューになっていました。
高級レストランのような特別感はありません。
しかし、その「普通」が心地よく感じられます。
学生時代を思い返す時間
食事をしながら、学生時代のことを思い出しました。
授業、試験、アルバイト、就職活動。
当時は毎日が忙しく、未来のことばかり考えていました。
あの頃は学食へ行く余裕がなかったのかもしれません。
だからこそ、卒業してから初めて学食を利用するという少し不思議な体験になりました。
食後に歩いたキャンパス
食後はキャンパスを少し歩いてみました。
建物や木々を眺めながら、「ここで学んだ時間は今の自分につながっている」と感じます。
年月が過ぎても、思い出の場所は特別です。
一人で歩くからこそ、当時の記憶が静かによみがえってきます。
一人外食には「食べる」以上の価値がある
今回の外食は、単に食事をするだけではありませんでした。
大学という場所を改めて訪れ、自分の過去を振り返る時間でもありました。
一人外食には、「食べる」以上の価値があります。
その場所の空気を感じたり、昔を思い出したり、新しい発見をしたり。
誰かと一緒では見落としてしまうような小さな気づきがあります。
まとめ
高崎経済大学の学食は、学生だけの場所という印象を持っていました。
しかし実際に訪れてみると、落ち着いて食事ができる、温かい雰囲気の食堂でした。
もし卒業生として母校を訪れる機会があるなら、一度学食へ足を運んでみるのも面白いかもしれません。
派手な思い出はなくても、一食の食事が過去と現在をつないでくれることがあります。
今回の一人外食は、お腹を満たしただけではありません。
学生時代には経験できなかった小さな体験を、今になって一つ叶えることができました。
そんな穏やかな時間も、一人だからこそ味わえる贅沢なのだと思います。


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