【新宿地下2階】ガストで食べた“ひとりランチ”がやけに心に残った日

Solo Eating Out(ひとり外食)

新宿は人が多い。
地上に出れば、音も人も視線も、すべてが忙しい。
そんな街で、ふと「静かにひとりで食べたい」と思ったとき、
地下へ降りていく階段は、まるで別世界への入り口のように感じる。

その日、僕が向かったのは、
新宿の地下2階にあるガストだった。

地上の喧騒とは違い、
空調の一定の音と、遠くで響く食器の音だけが静かに流れている。
ここだけ時間がゆっくり動いているような、そんな場所だった。

入口で「お好きな席へどうぞ」と言われ、
壁側の席に腰を下ろす。
周囲のテーブルには、
・ひとりで勉強している学生
・仕事の合間にパソコンを開くサラリーマン
・本を読んでいる女性
そんな“ひとり客”ばかりで、
なぜかその空気が安心感につながった。

メニューを見ていると、
定番のハンバーグも、日替わりランチも、どれも手頃で温かい。
迷った挙げ句、
「日替わりランチ」を頼んだ。

すぐ横の通路では店員さんが淡々と料理を運び、
遠くではドリンクバーの機械がシュワッと音を立てる。
そんな何気ない音が心を落ち着かせてくれる。

料理が運ばれてきた瞬間、
ふっと肩の力が抜けた。
ご飯の湯気、みそ汁の香り、カリッと焼かれたメインディッシュ。
どれも“日常”の味だ。

大袈裟かもしれないけれど、
こういう普通のランチが、
都会で生きていく中で本当に大切だと思った。

ひとりで食べるランチは、
誰に気を遣うわけでもなく、
会話の間を埋める必要もない。

ただ自分のペースで食べて、
味わって、
ふっと息をつける。

食べ終えて席を立つ時、
「よし、午後も頑張るか」と自然と思えた。

新宿のような街だからこそ、
地下2階の少し暗めのガストで食べたランチが、
やけに心を軽くしてくれた。

ひとりで食べるご飯は、
寂しさじゃなくて、
“回復”なんだと思う。

また疲れたら、
あの地下のガストに降りていこう。
その静けさに、そっと包まれに行くために。

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